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2020年10月2日知事記者会見

会見写真

今議会を終えて

 私からは、2項目、お話をさせていただきます。
 まず、先ほど閉会いたしました9月定例会についてであります。
 今議会では、新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、県政全般について、幅広いご質問やご提言をいただきました。新型コロナウイルス感染症により大きな影響を受けている県内経済につきましては、依然として厳しい状況にあると認識しております。今議会で議決をいただきました補正予算を活用し、引き続き、事業者の皆様に寄り添った支援に取り組むとともに、宿泊予約促進クーポンの発行を昨日までに順次開始しており、併せて開設するウェブサイトにより観光PRを強化するなど、経済活動の回復に向けた取組を進めてまいります。また、今後の感染拡大のリスクに備えて、迅速な診療・検査体制の整備や、新しい生活様式への対応支援などを推進するとともに、業種別のガイドラインの遵守や、マスクの着用、手指消毒といった基本的な感染対策を呼びかけるなど、感染拡大防止と社会経済活動の両立に向け、全力で取り組んでまいります。
 第3次生き活きプランにつきましては、今議会でいただきましたご意見や、感染症を契機とした社会の様々な変化を踏まえながら、引き続き策定を進めてまいりたいと存じます。

国勢調査について

 次に、国勢調査についてであります。
 現在実施中の国勢調査は、5年に一度行われる、我が国で最も重要な統計調査です。回答期限は10月7日までとなっており、今回は特に、感染症拡大防止の観点からインターネットによる回答が推奨されています。岡山県にお住まいの全ての皆様には、必ず10月7日までの期限内に回答をいただきますよう、お願いをいたします。
 最後に、私の任期も1か月あまりとなりました。県政記者クラブの皆様方には、任期中、県政の推進につきまして、ご理解、ご協力を賜りましたことを心から感謝申し上げます。
 私からは以上でございます。

質疑応答

記者)
 昨日、パナソニックの岡山工場が閉鎖されるという発表がありましたけれども、県内経済への影響をご懸念を含めて教えていただけますでしょうか。

知事)
 私も昨日教えていただいたところで、正直驚いているところでございます。私、何年創業かというのをきちんと頭に入っていなかったんですけれども、1973年、ほぼ50年以上前に岡山市東区において創業をされて以来、今の東平島ですね、多くの雇用創出するなど、地域の活性化に多大なるご貢献をいただいてきた工場であります。昨日同社の幹部の方に直接お越しいただきまして、ご報告いただいたところでございます。このたびの閉鎖の決定、誠に残念でありますけれども、これは企業の経営判断でありまして、やむを得ないものと考えております。その場合、雇用ということが大変懸念をされるわけでありますけれども、パナソニックさんがしっかり、場所は門真になるとか、他にいくつかの候補地が挙げられていましたけれども、どこか別の場所になるけれども、雇用はしっかり確保されるということで、それについては安堵いたしております。我々とすれば、今働かれている約300人の社員の方々、ぜひ岡山に残りたいという希望の方がいらっしゃれば、当然我々も、例えば労働局ですとか、ハローワークですとか、関係する機関と協力をしながら、それぞれの方のご希望にできるだけ沿えるようにしていきたいと考えています。今回本当に、来年の9月末に閉鎖予定ということで明らかに打撃ですけれども、どれぐらい打撃なのかというのは、今どれぐらい貢献をしていただいているかということの丸々裏返しでございます。毎年毎年、ずっとほぼ半世紀にわたって、岡山県の地域の経済活性化のために頑張ってこられたことにあらためて感謝を申し上げたいと思います。

記者)
 今朝、うちのニュースでECMOを載せた大きな救急車、エクモカーと言うらしんですけれども、岡大病院に中四国で初めて配備されるということらしいんですけれども、感染拡大したときに、ECMOを装着しながら患者さんを搬送できるということなんですけれど、中四国で初めて岡大病院にそういったエクモカーが配備されるということについてはどう受け止めますか。

知事)
 すいません。それについてはきちんと私把握できておりませんでしたけれども、岡大医学部もしくは岡大病院の中四国における位置付けを考えれば、中四国で初めて配備されたエクモカーが岡大、岡大病院に配備をされたというのは、私は適切なことだと思いますし、誇らしく思います。そもそも人工呼吸器、ECMOに行く前に、サイトカインストームを抑えるですとか、血栓の形成を抑えるですとか、最近そういった二つのことが、重症化に非常に関わっているということがずいぶんわかってきたようでありますので、それぞれの既存の薬をうまく使いながら、重症化を極力抑えるべくそれぞれの皆さん頑張っていらっしゃる。それでも抑えきれなかった場合には、人工呼吸器、ECMOというものがあるわけですので、それぞれのステージ、状況に応じて適切な措置を取って県民の命を守っていただきたいと思っています。

記者)
 関連で、半年間岡山を含めてECMOの導入というのが全国的にどんどん進んでいるんですけれども、このことについては知事ご自身はどんなふうに受け止めていますか。

知事)
 例えば心臓移植ということをするのであれば、ECMOは必須だと伺っております。そのまま心臓を取り出して、2秒3秒でまた繋ぐなんてことは無理ですから、大きな手術をしている、重要な機能を担っている臓器を外に出している、その数時間、何らかの形で血流を回さなければいけない。そのときにはECMOがなければ、そもそも手術が成り立たないというわけであります。今回のコロナウイルスでECMOを使うというのは、ECMOを転用しているような形でありまして、ECMOの能力をフルに使っている、もしくはそれがコロナの重症例にぴったりはまるというほどのことではないと理解しています。皆さんもご案内のとおり、ECMOを使えば肺を休ませることができる、治療してるわけではないんです。しっかり働きながら回復するよりも、その機能を肩代わりしてあげれば多少戻りやすいだろうということで、それ自体が治療になっているわけではありませんので、ですからよく言われるECMOが最後の砦であって、ECMOさえ足りれば死者を出さなくて済むというのは、私は勘違いだと思っています。ただ、ECMOによって救われる命がしっかりあるのであれば、これは使うべきであろうということであります。実際には、人工呼吸器が非常に役に立つ場合が多いということを聞いています。定義によれば、人工呼吸器を着けた時点で重症ということですけれども、厚労省とか、「もぎたて」でもずいぶん確認をさせていただいた三つの条件、一つあてはまればということでありますけども、そもそも重症になる要因、先ほど申し上げましたサイトカインストームと、それから血栓、これが二つの大きな要因だということがわかってきましたので、いかにそれを抑えていくか、ECMOを使うんですけれども、ECMOを導入しなければいけないほどの重症に、いかにせずに治療するかというところが依然として非常に大事だと思っています。

記者)
 日本人のそもそも致死率というのが世界で見てもちょっと低いというのは言われていますけれども、重症化に向けた対策として、今後県ができること、やっていきたいこととか何かございますか。

知事)
 他の県がどういう布陣を引いているのか正確に把握できておりませんけれども、岡山県の場合、かなり早い段階で症状別に、軽症、無症状はこういうふうにする、中等の症状を示したときにはそれぞれ地域の拠点的な病院にお願いをしよう、それで本当に重症になった場合にはここにお願いしようということについては、あらかじめ役割分担を決めてそれぞれの病院にご納得をいただいていたところでございます。ですから、間違ってもたらい回しですとか、もしくはその能力がないところに重傷者が出てしまって、その病院も準備ができていないまま治療に当たらざるを得ないですとかそういったようなことにはならない仕組みは、かなり早い段階から県の医師会ですとか、病院協会の皆様のご協力を得て作っておりました。外にどれぐらい正式に発表していたかどうか、私ちょっと記憶にありませんけれども、あえてあまり発表するとよくないこともありますので。それが基本的には続いている。重点病院については、途中から我々正式にこの病院とこの病院とこの病院が重点病院ですということを発表いたしましたけれども、大枠はかなり早く作りまして、基本的な枠組みは変わっておりません。今の時点では、それを大きく変えなければいけないニーズがあるとは私のレベルでは思っておりません。

記者)
 10月1日、昨日からGoToトラベルに東京が追加になりまして、クーポンの発行も始まったというところで、岡山県としての影響であったり、期待、懸念そういったところを伺えればと思います。

知事)
 GoToトラベルが始まる例えば1か月前について言えば、早くGoToトラベルやってほしい、せっかく第1波を抑え込んだ、でもみんなが萎縮している、経済を早く回したいという思いがありました。前倒しできるんだったら前倒しお願いしてねということを、岡山県に限らず、言う言わないに限らず、多くの県が思っているときに、夏の感染が広がってきて、いやこれはちょっと心配だな、さあ県境を越えた移動を奨励していいんだろうかというときに、はいお待たせしましたGoToトラベル前倒し完了ですという発表が、我々からすると突然あったので大変戸惑ったということでございます。一部の県は歓迎をし、一部の県は信じられないというようなコメントを出しました。多くの県はミックスされたような状態で、嬉しいんだけれどもちょっと心配だということで、そういう中で東京を除外してGoToトラベルをやりました。夏の感染、一時期大変盛り上がって心配をされた。ただ第1波と比べると、重症化率、死亡率が、先ほど世界の中でも日本は低いというご指摘ありましたけれども、第1波と比べてもさらに低かったということで、今夏の流行もずいぶん下火になってきた、期待してるほどストンと下には落ちていないんですけれど、まだくすぶってはいますけれども、燃え上がってどんどん広がるというあのステージはずいぶん過ぎたということですので、ここまで下りてきて東京を入れるというのは、外した経緯からすれば、私はある種当然のことだと思います。あのとき東京を外さざるを得なかったのは、東京が感染の中心であったからでありまして、ちょっと遅れてしまいましたけれども、東京都民の皆さんも、経済を回す取り組みにぜひご参加いただいて、当然ながら県境を越えるということは、今非常に元気な方にとってもウイルスを持っている可能性は誰もわからないわけでありますので、感染防止の新しいやり方、これをしっかり取り組んでいただいて、気をつけた上で、ぜひ存分に楽しんでいただきたいと、このように思っています。

記者)
 ちょっと極端な言い方かもしれないですけれども、感染に気をつけて対策を取った上であれば、東京なんかからもどんどん岡山に来てほしいとか、そういったところの所感というか、一言いただけないでしょうか。

知事)
 他の県もそうだと思いますけれども、今の状態で岡山県、どこからはということはありません。ぜひ東京からGoToトラベルが使えるようになったわけですから、東京からもお越しいただきたいと思っています。

記者)
 気をつけた上でということですよね。

知事)
 はい、そうですね。

司会)
 それでは以上をもちまして、知事定例記者会見を終了いたします。

知事)
 ありがとうございました。

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