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2021年1月29日知事記者会見

会見写真

新型コロナウイルス感染症について

 本日は、新型コロナウイルス感染症についてお話をさせていただきます。
 この1週間の状況ですが、先週に引き続き、1日当たりの新規感染者の発生は、やや落ち着きを見せつつあるところですが、重症の方もまだ多くいらっしゃいます。
 こうしたことを踏まえ、本日、対策本部会議を書面で開催をし、1月末までとなっている県民の皆様へのお願いを、2月以降も延長することと決定いたしました。
 新型コロナの後遺症につきましては、軽症で退院したとしても、その後、不眠、脱毛、臭覚・味覚障害、関節痛など、長期間にわたって、深刻な症状に悩まされている事例が、日本を含め、世界各国で数多く報告されているところでございます。若い方も、「重症化しないから大丈夫」と気を緩めることなく、全ての県民の皆様に感染防止対策を徹底していただくようお願いいたします。
 また、ワクチン接種を着実に推進するため、本日、新たな組織として「ワクチン対策室」を設置し、人員も、これまでの7人から15人へと体制を強化いたしました。現在、医療従事者への接種の体制整備を進めているところであり、これまでに、接種施設として123の医療機関にご協力いただくこととなったところでございます。今後も、市町村や医師会等関係団体と連携しながら、ワクチン接種が円滑に進むよう全力を挙げて取り組んでまいります。
 私からは、以上でございます。

質疑応答

記者)
 感染状況についてお聞きしたいんですけれども、ステージ3というのはまだ変わらないというふうにお考えでしょうか。

知事)
 まず結論から言いますと、まだステージ3だと思っています。もう少し詳しく申し上げますと、これが元凶であります。先週も申し上げましたように、この新規報告数、これが全ての入口になってきています。10万人当たり、1週間当たりが7人ということと、我々は1日当たりの県全体のこの報告数の方がだいたいピンとくるわけですけれども、一時期、これは大変だという頃には、1日50人出るのが続いて、そこから増えるんじゃないかということだったわけですけれども、何とか30人あたりまでペースが落ちて、20人ぐらいの報告がこの1週間続いて、10人前後という日も時々出るようになってきたというのが現状であります。そこからある種貯めていく、積分していくような形で、この療養者数、病床のこの占有率という、ここがどうしても遅れて悪くなっていく、もしくは改善するのも最後まで改善が遅れるということになるんですけれども、この療養者数、10万人当たりの療養者数が非該当になり、この病床の逼迫具合というところは、まだ該当、25%を超えれば該当ですから、(病床全体)29.7%、(重症者用病床)27.0%、25%を超えているという意味では、引き続いて該当しているわけでありますけれども、30%から40%だ、こっち(重症者用病床)に至っては50%を上にいったり下にいったりというところからすると、少し落ち着いてきたということでございます。ただ、まだまだ該当している項目が残っていますし、これでステージ3外れましたというのにはまだ早いと思っています。

記者)
 緊急事態宣言とその延長の公算についてなんですけれども、外れる地域もある一方で延長する方向になっているようなんですけれども、知事のお考えとしてどれぐらい延長すべきであるかとか、あとどうなったら解除していいかとか、そういったお考えをお聞かせください。

知事)
 いろいろな議論がなされています。知事ですとか、国会議員の先生方、ご意見言われています。我々もそうなんですけれども、感染状況がぐーっと厳しくなってくる、あるスレッシュホールドを超えて、これはステージ2だ、ステージ3だという判断をします。そこで一瞬切れたから、はいもう大丈夫でした。また悪くなって、またステージ3ですということになると、本当に壊れた蛍光灯のような形で、ピカピカついたり消えたりということで、非常に混乱をきたしてしまう。今どっちなのということなので、少し高めのハードルを超えたら、もうそこはアラームが入ります。その場合、今度その最初のアラームを一瞬切ったから、切れるというんじゃなくて、そこを解除しようと思ったら、十分そこの最初のアラームがキックインするところのよりも下のところを超えないと、アラームが取れない、警戒が解除されないということにしなければ、そもそもこれはだいたい警報を出す時の一般的な原理原則だと思いますけれども、特にこのアラームが、国でいう緊急事態宣言であったり、我々が医療非常事態宣言だったり、ステージ3ということで、それを取った時点で、これまでよりよくなったんだな、少し制約が緩くなるんだなということで、またすぐ感染が増えてくると、せっかくこれだけ皆さん、不自由な思いをし、いろいろな方にご迷惑をかけ、やってきているのが、ほんの数週間でまた厳しい状況に戻ってしまうというところがございます。私自身は、細かい具体的な数字について言及するつもりはありませんけれども、結構落ち着いたら、ギリギリこれなら解除できるというところから、もうあと一歩か二歩、減らしてしまう、乾かしてしまうということが、長い目で見れば、私は感染拡大防止ということでも、経済を回していくという両方の意味で得だと思っています。春の時には、もう本当にカラカラにしてしまった。夏の時には、あまり十分減りきらないうちに再開したので、一続きの、このまた秋冬の感染を招いてしまったというところがあります。振り返ると、夏の感染の時に、もうあと、それが2週間でよかったのか、もう少しあるのか、あと何週間か頑張っていれば、ずいぶん様子は違ってきたんだろうなという、その教訓は生かすべきだと思います。

記者)
 すると、知事のお考えとしては、2週間、その最低単位で延長するよりも、例えば1か月単位とか、ある程度まとまった期間で延ばした方がいいということでしょうか。

知事)
 そこについてまで私が責任者ではないので、言及するつもりはありませんけれども、ある程度ぐっと抑え込まないと、多分解除すると、あとで後悔するんだと思いますし、延長なしで1か月で終わるとは、今の特に首都圏の状況を見ると、とても思えません。

記者)
 ワクチンの新しい部署についてご認識をお伺いしたくて、あらためてなんですが、県としてどのような役割を果たしたいか、まずすみません。

知事)
 私も今日、短時間視察に行ってきた、激励に行ってきたわけであります。今、本当にいろんなことで皆さまにご不便をおかけしている、これに気をつけてください、これは極力しないでください、これは慎重にというふうに申し上げているのは、どちらかというと守りの話です。それをしたからと言って、ワクチンが桃太郎の鬼みたいに、すいませんでしたと言って、日本から、岡山県から出て行ってくれるわけではありません。なんとかしのいでいくということなんですけれども、ワクチンはもうご案内のとおり、ゲームチェンジャーでありまして、ワクチンを打っていく、国民のかなりの割合でワクチン接種が進むと、もうこのウイルスの居場所がほぼほぼいなくなるということが十分期待できるわけでありまして、ぜひきちんと、せっかくできた大変性能がいいと言われているこのワクチン、接種していきたいと思っていますし、このワクチン接種については、国がいろいろなルールを決めて、段取りをしていただいて、それに従って基本的に市町村が接種をしていくということです。我々都道府県の役割は、医療従事者に対する接種が我々が責任主体としてまず行う。その次に、高齢者、基礎疾患のある方、一般の皆さんということになって、人数からするともう本当に9割以上のところは、市町村が責任主体であるわけなんですけれども、これはどの市町村にとっても、やったことがないような大変大きなオペレーションでありますし、大変重要なことでありますので、岡山県庁としても、どうぞ市町村さん、頑張ってくださいというふうにお任せをするつもりはありません。積極的に関与をしていって、ぜひとも岡山県全体としてできるだけいいオペレーションができるように、一日も早く必要な人がワクチン接種を終了、完了できるように、我々としても全力を尽くしていきたいと思っています。15人、非常に頑張り屋さんを揃えていると聞いております。今日行きましたけれども、非常にみんな、なんていうか、意義深い仕事に携わるなということで張り切っているように、少なくとも私には見えました。ぜひ頑張っていきたいと思います。

記者)
 その上で、一般的な世論というか、マスコミ報道ベースなんですが、やっぱりワクチンに対して不安視する声があって、そのあたりについてはどう対応していきますか。

知事)
 とにかく普段やらないことに関して、液体を体の中に入れるという、しかもただの水とか塩水じゃなくて、活性ある薬品を入れるわけですから、不安になるのはこれもうわかります。ただ、今我々が置かれている状況からすると、コロナに感染をすると、高齢者の場合、かなり高い死亡率がある。実際、軽症、無症状で経由したとしても、先ほどコメントで申し上げましたけれども、かなり高い確率で後遺症に長期間苦しんでいらっしゃる方がいらっしゃる。現に世界中でいらっしゃる。これはいつ経由するかよくわからないという状況であります。このワクチンというのは、だいたい元々のウイルスの形をまねるというか、ウイルスの本当に悪いところは除くんだけれども、自分の体がこれはウイルスだというふうに認識をして抗体を作るぐらいには、そのウイルスに似てなきゃいけませんので、ですから、何らか副反応が出る可能性はありますし、これまで副反応が全くないというワクチンの方が、私自身は聞いたことがない。何らか小さい確率で、そんなにすごい症状のものは珍しいですけれども、あるんですけれども、比べるものが、新型コロナウイルスに感染するということと比べれば、明らかにワクチンを打つメリットは大きい。特に高齢者にとっては大きいですし、そうでない方にとっても、大きいと信じています。ぜひ丁寧に県としても説明をして、皆さん方が、できるだけ多くの方がワクチンを接種していただくように努めていきたいですし、私自身も順番が来れば、必ず打ちますし、それを楽しみにしています。

記者)
 誰が悪いという話じゃないと思うんですけど、やっぱりまだ具体的なワクチンの供給日だとか、その辺が示されていない中で自治体さんがかなり手探りで苦労されているイメージがありまして、そのあたりについてご認識はいかがでしょうか。

知事)
 これ、どこの国にとってもやったことがないようなオペレーションです。まず調達というところから、今ヨーロッパでも奪い合いになっているみたいな報道があります。日本国政府としても、何とかできるだけ早く調達をする、国内生産も含めて今いろいろ段取りをしていただいていると聞いているところであります。その輸送も貯蔵も非常に、特にファイザーのワクチンは難しいわけでありますし、国としても非常に難しいお仕事をされているんだなと思っています。相手は全都道府県、全市町村ということでもありますし、ぜひ我々とすれば、国と緊密に連携をとって、正しい情報を市町村の方にお伝えをする。市町村と相談をしながら、きちんと仕事をしていく。まだ国でもきちんと確定をできていないこともたくさんあるんでしょうし、不確定要素も、川崎のあのテストでもいろんな不確定要素があるのが少しわかってきたっていうことですけれども、少しずつ少しずついろんなものが見えてくると思いますので、その度にアップデートをしながら、現実的に物事を進めて行きたいと思います。

記者)
 今回のお願いですけれども、継続とも言いながらも協力要請の要素を盛り込んでほぼほぼニアリーの形になっていると思うんです。要は、一方で協力要請をしていて、一方ではお願い、これをほぼ同じ内容にしているのは、どういった狙いといいますか、思いでしょうか。

知事)
 我々とすれば、感染拡大防止策は打っていく。必要な策は打っていくけれども、必要以上に重いお願いですとか、厳しいお願いは極力したくないという、そのせめぎ合いの中でいろいろな表現をとっていますけれども、我々はこの特措法24条9項を踏まえてのお願いに数週間前から踏み込んだわけでありますけども、そうでない一般的なお願いも並立しているわけでございまして、ぜひそれぞれ県民の皆さまにはご協力いただきたい、それぞれの立場で我々お願いしていることが少しずつ違いますけれども、私とすれば、今やっていることは、岡山県においてはそこそこ効果が出ていると思っています。特に首都圏において緊急事態宣言まで出したのに、なんか減り方が遅いじゃないか、もしくは人手がまだまだあるじゃないかという、いろいろな議論が起きているということでありますけれども、少なくとも爆発的に首都圏でも増えてないという点では効果がありますし、岡山県の場合は、先ほど言いましたけれども、1日50人ペースだったものが、30人ペースになり、20人ペースになり、今は20人ペースから30人に戻るという方向よりは、10人ペースの方に行く兆しが見えてきている。もしかしたら、1週間後、2週間後、1日1桁というところに戻れるかもしれないというのが、少し見えてきたということですので、私はこのペースで、もうしばらく県民の皆さまには辛抱していただきたいと思います。いろんなお願いがありますけれども。

記者)
 今の協力要請を言っていて、効果が出ているという認識をお持ちだと思うんですけれども、今の協力要請は緊急事態宣言が終われば回避されるものであると思うんですけれども、それが終わった後もこのお願いによって、今と同等レベルの警戒というか、お願いを続けていくためのものだという理解でしょうか。

知事)
 私として、先ほどお伝えしましたけれども、必要以上の制約はかけたくありません。ですから、どこかの時点で緊急事態宣言が終わります、我々としても医療非常事態宣言をここで終了しますという時に、その時にふさわしいお願いに変えたいと思っています。まだまだ心配な要素が残る中での解除であれば、少しちょっと厳しいトーンが残るかもしれませんし、ずいぶんこれはよくなったということであれば、あまり制約のない形の、手洗いですとか、うがいとかそういったことは残るとは思うんですけども、それが実質的な生活にあまり支障がないようなことになることも、私は可能性とすればあると思います。

記者)
 県内の感染状況についてお伺いします。新規の報告数は2週連続で減少していまして、知事も先ほどそこそこ効果が出ているということだったんですが、効果が出ている要因としてはどのようなことを感じていらっしゃるか教えていただけませんか。

知事)
 本当のところはよくわからないにしても、緊急事態宣言が出る前、出てから、いろいろそれぞれの感染の報告に毎日接して思うのが、やはり帰省というものがものすごく影響が大きかったんだということであります。確かに旅行、出張というものが、言われているほどすごい悪影響がないのかもしれませんけれども、やはり人が長距離移動すると、それに伴ってウイルスが移動する可能性もあるわけですから、それも感染拡大に寄与している、これはもう間違いないかな、そもそも原理的に間違いがありませんし、それに加えて、その移動する人が非常に身近な親しい人であった場合、家族であった場合、いきなり一緒に部屋で過ごして、同じ鍋をつついて、例えば歯磨きのコップを共有したり、いろんな手すりとか壁を一緒に触ったりということになりますので、やはりこの帰省が起点となった感染というのは多かった。我々、ゴールデンウィークの時にも、ちょっと移動しないでくださいということを言いました。お盆の時も、お盆の帰省はもう止めてくださいということを言いました。そのメッセージの強さからすると、年末年始の移動については、その2週間前から気をつけてくださいね、こうしてください、ああしてください、3つの条件があるんですということは言ったわけですけれども、全員が全員、それを守ってくださったわけでは、残念ながらなかった。もしくは、それを守ったからリスクがゼロになるわけではなくて、やはりある一定のリスクが残る。ですから、この帰省はもう困るんです、今回は帰省は見合わせていただきたい、オンラインでやっていただきたいというふうにお願いをしていたのに比べると、ずいぶんこの分だけ増えたなということは思いましたし、それ以外でもやはり年末年始のパーティーであったり、家飲みであったり、いろいろな普段しないような会合、飲食、これはずいぶん聞いたなと思います。緊急事態宣言で本当に助かったというのは、それをきっかけに、例えば成人式が取り止めになったりですとか、ずいぶん大規模なイベントもしくは長距離移動が取り止めになった。他の県、特に成人式が行われた県で、やはり成人式を起点とする感染がずいぶん報告されているということを聞いていますし、岡山県の場合、実際それはゼロじゃないんですけれども、かなり少ないというのは、岡山市、倉敷市を始めとして、成人式を中止する決断をしていただいたというのは、非常に私は大きかったと思っています。やはり、そういった感染を抑えるための決断というか、行動をすれば、効果が出るんだなということをひしひしと感じています。あと、ちょっと付け加えますと、やはりこの1週間、2週間、3週間の報告を聞いていると、いまだにこんなことやっていたのかということがあるのも事実です。接待をしているホストクラブとかキャバクラにいまだに行っているのか、マスクせずにこんな何時間もワイワイやっているのかということですとか、ちょっとあえてそれ以上言いませんけれども、みんなが結構我慢している、ここはもう頑張りどころだってやっているのに、本当に何か残念だな、ぜひみんなで気持ちを一つに頑張ろうということは、それぞれの報告を見ると思います。

記者)
 これからの協力のお願いなんですけれども、やはり県民の事業者であったり、医療機関であり、かなり具体的に細かく記載があるんですけれども、知事としてポイントとして考えているところはどちらあたりになるかというのを少し教えていただけないでしょうか。

知事)
 それぞれいろいろなケースに応じて、ここもお願いしておかなきゃ、ここは見落としていたなということを付け加えると、ずいぶん辞書的な網羅的なお願いになってしまうんですけれども、だからといって、これは大事だけれど、あまり大事じゃないけれど入れましたというお願いはないんです。それぞれ理由があって、入っているお願いではあるんです。ただあえてそういうことで言いますと、やはり高齢者、基礎疾患をお持ちの方が感染をすると、ご本人も大変なリスクを負いますし、医療機関に大変な負担がかかる。そういうことで言えば、高齢者ご自身、また同居されている方、もしくは高齢者施設で働いている方は、本当にそういう状態が続いてなかなか大変だとは思うんですけれども、引き継き緊張感を持って注意をしていただきたいと思います。若い方は、どうしても自分はあまり関係ない、かかったとしても大したことないというふうに思われるかも知れませんけれども、それが身近な方の命に関わる、また後遺症という点で本当に心配になるような後遺症もありますので、脱毛がひどい状態が続いているですとか、疲れて仕事をする気が起きないですとか、本当にその方の将来が心配になるような例もずいぶん報告をされていますので、ここはもうみんな気をつけていくべきだと思っています。

記者)
 ワクチンの準備も県内で始まりましたし、まだまだ油断はできないんだと思うんですけれども、少しずつ希望も見えてきたという感じなんでしょうか。

知事)
 そうですね。本当に長いトンネルを、ずっと1年我々歩いてきたわけでありますけれども、当初3年かかるか5年かかるかというふうに言われていたワクチン開発が、本当に早くできた。しかもそれがかなりいいワクチンができたらしいということで、ようやくトンネルの先に光が見えてきたんだと思います。ぜひ一人の人、それが若い人であれ年配の方であれ、かかってしまって本物のウイルスと体が闘うのと比べると、ワクチンを似せて作っているけれども、毒素を極力抜いているワクチン、いろんなワクチンがありますけれども、体が闘う、明らかにワクチンの方が、人為的に害が少ないようにしているわけですから。せっかくワクチンが出たのに、その数週間前、数か月前にかかってしまったといったら本当にバカバカしいですから、ここはもう頑張りどころだと思います。

記者)
 ワクチン対策室、今日から設置されたということなんですけれども、今後、医療従事者からワクチンの接種が始まっていくということなんですが、今後それが始まったのを機にどのようになったらいいかというお考えですか。

知事)
 どのようになったらということで言えば、優先順位の順番に、ぜひきちんと皆さんにワクチン接種が進むようにしたいと思っています。最初にまず医療従事者の皆さんに接種をしていただくことで、ずいぶんノウハウも蓄積されるでしょうし、それを元に高齢者、基礎疾患のある方、打っていくわけであります。まず医療従事者の方にワクチンが行き渡ると、今心配している医療崩壊の一つのシナリオがほぼほぼ排除できる。コロナ患者を受け入れた、もしくはコロナ患者と知らずに診療をしている医師、看護師が感染をして、その病院がちょっと機能しなくなるという可能性がずいぶん落ちます、下がりますので、まずそこは県の責任でできるだけ早くしっかりやっていく。病院がかなり守られた状態になったら今度、高齢者に接種をしていただく。高齢者がほぼほぼうつらないということになると、ずいぶん我々安心をして、いろいろな対策を打つことができる、もしくはここまで厳しい制約をかけずに済むかもしれない。これは、そうなってみないとなかなかわかりませんけれども。ぜひ、本当にゲームチェンジャーと申し上げましたけれども、我々とこのコロナウイルスとの力関係ですとか、向き合い方を我々に有利な形で変えていく、非常に大きなチャンスが訪れていると思っています。我々としてしっかり準備をして、しっかりそのオペレーションを実行していきたいと思います。

記者)
 感染状況では、先々週、先週がかなり増えたんですけれども、先ほどおっしゃったように、やはり年末年始の帰省というものがかなり大きな影響をしたという認識なんでしょうか。

知事)
 そうですね。年末年始の移動、特にその中でも帰省が大きく影響をしたと思っています。また、宴会のような、忘年会、新年会、これも結構影響をしたと思っています。

記者)
 今回それを踏まえて、落ちているのは、緊急事態宣言後の成人式の中止であったりとか、あとは県民の自主的な注意というか、そういった部分がすごく効いてきているということでしょうか。

知事)
 そうですね。そう思います。

記者)
 なおかつ、そこを踏まえて今回新たな対応をつくられて、県民の皆さんにどういうふうに行動していってほしいというメッセージはいかがでしょうか。

知事)
 今非常にうまくいっていますので、ぜひこのペースで引き続き頑張っていただきたいと思っています。これ以上制約をかけなければいけない新たなお願いをするつもりは、現時点でございません。ぜひ県民の皆さんに、1か月前と比べてちょっと不便なところもある、大変なところもあるけれども、でもみんなで頑張れば、確かに数字は落ちるんだなということを日々実感していただいて、励まし合いながら頑張っていきたい。本当にコロナ、性格の悪いウイルス、だいたいウイルスはそうですけれども、我々が近くに行く、接触をする、仲良くする、そういうところにチャンスを見出すわけであります。電話ですとか、オンラインですとか、いろんなやり方、もしくはちょっと距離を置いてマスクを外さないように、いろんな工夫で、我々の人と人との心の繋がりまでは、そこまで断ち切られないように気をつけながら、感染拡大を抑えるやり方、我々は少しずつノウハウを積み上げてきたわけですから、これからも頑張っていきたいと思っています。

記者)
 今日の報道でされましたけれども、特措法に基づく事業者への罰則ではなくて、過料になったという部分について、知事はそこについてはどういう見解をお持ちでしょうか。

知事)
 これも国会で決めることですので、国会議員の先生方の議論の結果であれば受け入れたいと思っています。私としては常に申し上げていますけれども、必要な制限ですとか、必要な罰則ですとかは必要だと、必要以上のものについてはするべきではないということで、どこまでが必要なのかというのは、いろいろ状況によっても違うでしょうし、人によっても意見は違うと思うんですけれども、当然ながら、この罰則が緩すぎると、守ってもらえない人が出てくる可能性は上がりますし、その罰則が厳しすぎると、今度はいやちょっと何かここまでしなくていいだろうということで、国民の皆さんの中に協力する気持ちが下がってしまうという副作用もあります。そこのバランスだと思いますけれども、私とすれば、特措法をより実効性のあるものにしてもらう、それもできるだけ早く、この緊急事態宣言をしているうちに改正をしてもらうというのは強くお願いをしているところでありますので、今、与党を中心に素早く動いてくださっている、本当にありがたいと思いますし、ぜひ改正をされた内容が、感染拡大防止のために十分な内容であることを祈っています。

記者)
 確認なんですけれども、前々回か、時短要請とか休業要請ということは、あまり効果がないというようなことで見送られていますけれども、今後、次のお願いに際しても基本的にそれは変わらないスタンスでということしょうか。

知事)
 コロナは、本当に倍々ゲームで増えていくものであります。1週間前は大丈夫だと思ったけれども、1週間経ってみるともう景色がガラッと変わってしまったというのはこれまでもあったわけであります。ですから、私自身が1週間後にどういったことをここで申し上げることになるかというのは、全く予想できないわけであります。私、君子豹変すで、今こう言っていても、もしかしたら2日後に緊急記者会見でこんなことお願いしますという可能性も常にあるんですけれども、この2週間、非常に継続的に新規感染者数の報告が下がってきているのを、県民の皆さんの我慢、行動変容が成果を生んでいるということですので、現時点で時短要請ですとか休業要請をしなくてもいいと思っています。

司会)
 それでは以上をもちまして、知事臨時記者会見を終了いたします。

知事)
 ありがとうございました。

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