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2021年5月2日知事記者会見

会見写真

新型コロナウイルス感染症について

 本日は、新型コロナウイルス感染症についてお話をさせていただきます。
 昨日、県内で過去最多の114人の新規感染者が確認されました。この数字は、瞬間風速的に記録された、これまでの最多である昨年12月の数字とは異なり、感染拡大が続いている中での数字であります。
 県内の医療機関は悲鳴を上げ、既に手術の延期や救急搬送の遅れが生じるなど、一般医療への影響も出始めております。県民の皆様お一人ひとりが、夜間の外出自粛や基本的感染防止策の徹底などを実行していただけなければ、感染拡大は止まりません。あらためまして、全ての県民の皆様にご協力をお願いいたします。
 また、明日からは、岡山市中心部の飲食店に対しまして、営業時間の短縮をお願いしております。短期集中的な取組によりこの難局を乗り切れるよう、全ての飲食店の皆様のご協力を切にお願いいたしします。
 今回の時短要請に伴う協力金につきましては、本日補正予算を専決処分いたしましたので、その概要をご説明いたします。お手元配付の資料をご覧ください。
 予算規模は、16億5,000万円となっております。
 協力金の概要でありますが、明日から5月16日までの間、対象地域で時短要請にご協力いただいた飲食店等の皆様に、1日当たり、中小企業の場合、2万5,000円から7万5,000円、大企業の場合、20万円を上限に、事業規模に応じて支給いたします。 要請期間終了後、できるだけ早期に支給できるよう取り組んでまいりたいと存じます。
 本県の感染状況は、一歩踏み込んだ強力な対策を行わなければ感染拡大に歯止めがかからず、県民の皆様の命と健康を守ることができない段階となっております。
 このことをぜひご理解いただき、今回時短営業をお願いした地域だけでなく、全ての県民の皆様に感染拡大防止に向けた行動変容を起こしていただくよう、強く強くお願い申し上げます。
 私からは、以上でございます。

質疑応答

記者)
 感染者数過去最多ということでなかなか落ちる見込みがないと思うんですけれども、今後の展開というのをどういうふうに予想されているか教えてください。

知事)
 本当に危機的な状況だと思っています。我々がこれまで、秋冬の第3波もなかなか大変でしたけれども、この(新規感染者数の)立ち上がり方、ここからここで小さな山があって、ここで1週、2週、このあたりでだいたいタイムラグが1週間強ある、うわこれは大変だ、ここで大変だというあたりがここに効いてきている。これは結局、年末年始の、そうは言っても移動が関係した急増ということを考える時、この急増がここにこう下向き圧力として反映をされているわけですけれども、今回そういう兆しが見えていない。これは大阪も同じなんですけれども、結局のところ変異株の存在というものがあります。多くの方が協力をしてくださっている、気をつけてくださってるということは、この第3波、第4波同じなんですけれども、これまでのレベルでは通用しなくなってきている。ここが一番の違いであります。その変異株のうつりやすさに対して、我々の意識が追いついていないということがございます。これはもう仕方がないことだと思います。別に色が変わってるわけでもありません、もともと見えるものでもありません。私自身がこの1週間いろいろ回って、同じようなことを言ってるんですけど、今回本当にうつりやすいんですよということを言っても、いやでもこれだけ対策を取ってますよ、いやそういう対策を取っているようなところで、これまでだったら濃厚接触と言われない程度の接触でうつっているのが、今回のこのN501Y型変異株の大変恐ろしいところなんです。へえそうなんですかというのが、典型的なやりとりになっています。何でしっかりやってるのに、誰かなんかまだぬるい人がいるんだなあというふうに、皆さん多くの方が思われていると思います。現にほんの一部、この現状を理解してくださっていない方がいらっしゃるんですけれども、より深刻なのは、きちんと対策を取ってくださっている、取ってくださっているはずの方が感染をされている。これまでのやり方が通用しないということは、要するにもう本当にこのゴールデンウィークはステイホームしかないんだな、もう事実上。JAL、ANA、JR西日本が、今キャンセル料なしでキャンセルを受け付けてくださっている。もうこのゴールデンウィーク中盤後半、旅行を考えられているご家族は、ぜひキャンセルを考えていただきたいと思います。ちょっとしたお出かけについても、やはりリスクはあります。とにかく基本は、自宅に居ていただくということが大事だというふうに思います。我々がこのとき(4月1日~4月7日)に思っていたよりも、このとき(4月8日~4月14日)に思っていたよりも、今状況は厳しい状況になっています。これをご覧になっていただいても、まだ、ああだいたい山の頂上近くに来たということが数字に現れていない、これが現状であります。大阪が今大変なことになっています。この数日の新聞テレビの報道にありますように、本来だったら亡くなるような状況、条件でない方、比較的若い、また基礎疾患がない、基礎疾患というと何のことやらということで、末期がんで最後の一押しというのと、それからそういうんじゃない特に病気を持っていない40代50代の方が亡くなるという、これも全然意味合いが違いますけれども、そういうことが今関西では残念ながら起き始めている。これを絶対に岡山で起こしてはいけないと思っています。ちょっと長くなりましたけれども、大変今厳しい状況であります。

記者)
 予算の件についてお聞きします。政令市とかではこういった措置をする場合に、県と市が地元負担分を折半することもあると思うんですけれども、今回確か県が全額、これはどういった理由なんでしょうか。

知事)
 国からの臨時交付金、市町村に行くこともあるわけなんですけれども、感染症に関しては、感染症法の規定もありますし、特措法の規定もありまして、都道府県が中心になっているということで、県が交付金についても中心になって受けて、そういう人についても県が基本的に支出をするという原則に従って県が支払っています。

記者)
 ゴールデンウィーク既に始まっていますが、知事自身は県内の人出というのはどういうふうに見ていらっしゃいますでしょうか。

知事)
 私自身、一部公務の合間に市内を回ったりですとか、昨日の夜、ちょっと自分自身で夜中、街中をおそるおそる運転して視察した、まあその程度のこと、もしくは皆様方の報道で、新幹線がどれぐらい空いてたか埋まっていたかということなんですけれども、ずいぶん皆さん警戒をしてくださっている、人出が減っているということは心強く思う一方で、1年前のゴールデンウィークは、本当に人っ子一人いなくなるという現象が岡山でも起きたわけであります。あれぐらいのことがなければ、今回の変異株に対応できない。あの時は、ここまで医療の状況が厳しくなかったわけです。今はもう既に、先ほど申し上げましたように救急搬送にまで影響が出ている状況ですので、これも去年のゴールデンウィークを思い起こしていただいて、最大限それぞれの個人、ご家族でリスクを避けていただくということが、岡山県民の命を守る唯一の道なのかなと思っております。もっと人出は抑える必要があると思っています。

記者)
 病床使用率の最新の数字等、もしわかっているものがあればお聞きしたいんですが。

知事)
 病床使用率のきちんとした数字は、金曜日にしか出せません。我々自身が正確には追っかけることができないものですから、暫定的に不正確な数字をこの前月曜日あえて、もう5割超えたんですよということでお出ししましたけれども、前回金曜日でお出しした数字、53.6%が我々の公式の数字ということになります。

記者)
 これまでも感染者の多い兵庫県や大阪府から変異株を中心に流入で県内増えてきたというところ、これからもその傾向は続くかと思うんですが、それに加えて岡山がこれまでの兵庫や大阪のような形、他県、広島、島根へ広げてしまうというケースになる可能性もあります。そういう意味での危機感というのはいかがですか。

知事)
 おっしゃるとおりです。だいたいどこも自分を被害者にしたストーリーを考えがちでありますけれども、もうここまで岡山で感染が広がった場合、我々の立ち位置として、広島ですとか、我々よりも西の県に対する防波堤になっているという表現もありますけれども、その媒体になっているという実態もあります。ですから、我々岡山県民が例えば東の方に行かないというのは、ものすごく大事です。これはもう直感的にわかる話です。いやもう本当に、岡山県よりも更に人口当たりで3倍も4倍も感染者が日々出ているわけですから。ところが、我々ちょっとうっかりすると、東に(県境を)越えるなんていうのはこれはもう非常識だよね、それは行くならば比較的安全な山陰だとか四国なら大丈夫みたいなことを思われる方がいらっしゃるかもしれませんけれども、それは先方にとって大変迷惑な話です。今の時点で正直、大阪や兵庫からお越しいただくのが普段であれば観光振興ということで大変ありがたいんですけれども、今は勘弁というふうに切に思っているのと同じことを、そういった岡山よりも感染の程度の軽いところの地域の皆様は思っているわけであります。もう要するに、この県境を越える行為というのは、岡山よりも大変なところ、岡山よりも大丈夫なところ、どちらの方に行っても迷惑がかかる、リスクが増える、もう喜ぶのはウイルスだけという状況になります。同じ県内と言っても、やはり長距離移動になると、リスクを増やすという点では同じであります。もう多くの知事が異口同音に言っているように、もうこのゴールデンウィークを乗り切るためにはもうとにかくまずステイホームを基本に、最低限の運動ですとか、最低限の食品の確保ですとか、そういった外出を中心に屋内で組み立てていただきたい、切に思っています。

司会)
 それでは以上をもちまして、知事臨時記者会見を終了いたします。

知事)
 ありがとうございました。

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