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2021年6月11日知事記者会見

会見写真

新型コロナウイルス感染症について

 本日は、新型コロナウイルス感染症に関し、2項目お話をさせていただきます。
 まず、感染状況等についてであります。
 緊急事態宣言の期限まで、残り10日を切りました。新規感染者数は減少傾向が続いており、病床使用率も30%程度まで下がるなど、全ての指標が改善しており、本県の感染状況はステージ3に移行したものと考えております。これもひとえに、県民や事業者の皆様のご協力と医療関係者の皆様の懸命なご尽力によるものと感謝申し上げます。
 しかしながら、感染再拡大への懸念もございます。現在主流の変異株より感染力が高いといわれるデルタ株、いわゆるインド株が、全国各地で確認をされております。そこで、デルタ株等の特徴であるL452Rの変異について、早期の発見・対応ができるよう、早ければ来週中にも県環境保健センターでスクリーニング検査を開始することといたしております。
 また、先週の週末は、県内の人流が増加に転じております。緊急事態措置終了後には、さらに人流が増加し、感染リスクが高まることが懸念されます。このため、感染防止対策を徹底するためのセルフチェックシートを作成いたしました。飲食店と利用者の双方が、安心して利用できる環境づくりを進めていきたいと思います。
 新規感染者数は落ち着いてきましたが、決して気を緩めることはできません。今しばらく、皆様のご協力をお願いいたします。
 次に、ワクチンの接種状況についてであります。
 医療従事者へのワクチン接種は、ほぼすべての方が1回目の接種を終え、約77%の方が2回目の接種も終えられております。
 また、高齢者への接種については、順調に接種回数を積み上げており、約42%の方が1回目の接種を終えておられます。2回目の接種を終えられた方の割合は、4%程度でありますが、今週から接種も本格化していることから、徐々に接種率も上がってくると考えております。
 県内におけるワクチン接種は、一日当たり1万8千回程度と順調に進んでいるわけでありますが、これも、医療関係者の皆様、それからそれを支える市町村の皆様の取組の成果であると考えており、この場をお借りいたしましてお礼申し上げます。ありがとうございます。
 なお、予約システムなどで把握できる情報では、一部の医療機関や集団接種会場で予約枠に空きが生じている状況にあります。今後、基礎疾患を持つ方や、一般の方への接種券の送付が順次始まることに伴いまして、一時的に予約が取りにくくなることが想定されます。高齢者の方で、まだ予約をしていないんだという方におかれましては、ぜひ今のうちにご予約をお願いしたいと思います。
 県としても、県営接種会場の設置ですとか、先般国から示された職域接種を促進することによりまして、県民のワクチン接種、さらに一層加速させ、新型コロナウイルス感染症の発症や重症化の予防につなげてまいりたいと思います。
 私からは、以上でございます。

質疑応答

記者)
 感染状況についてお伺いします。ステージ3に引下げということでしたけれども、(6月)20日に緊急事態宣言が終わった以降の対応について、まん延防止(等重点措置)なども含め、どのような形が望ましいというふうにお考えでしょうか。

知事)
 (直近1週間の岡山県の状況を)ご覧いただきますと、主要な指標があるわけなんですけれども、本当にこの1週間、2週間、大変いいペースで下がってきています。ちょっとおさらいになりますけれども、5月16日に緊急事態宣言、岡山県が対象になりまして、その翌日から下がり始めた。どう下がり始めたかというと、その前の週の同じ曜日と比べて下がり始めた。もうそこから数えて3週間ちょっとということですので、1日も上回らずに連続して下がっている。それも、東京、大阪の下がり方というと、その前の週と比べて1割下がったとか、2割下がったぐらいの下がり方のように見えますけれども、我々の場合は、その前の週と比べて半分下がっているですとか、週によっては前の週と比べて6割下がって4掛けになっている。そういうペースで、非常に早いペースで山を下っているということが続いたこともあって、この上る時も急でしたけれども、これ大変ありがたい、ここの時短を始めた効果、これが2週間はかかったんですけれどもこのあたり、たまたま緊急事態宣言が始まったあたりから、もう急激に効いてきた。人流が実際、この5月3日以降、急激に下がっていったということが、当然遅れて出てくるんですけれども、この感染者数に見事に反映をされているということであります。先ほどの指標に戻っていただくと、この病床使用率(33.7%)については20%を超えていますのでステージ3ですけれども、これも一時期、8割だ7割だという頃からすると、つい先週も5割を超えていた頃からすると今、急激に下がっています。今、ほとんど追加の入院される方が非常に少ないことと、それから、もう2週間、3週間経った方が続々と退院をされているということがありまして、翌週またさらに下がることが期待をされますので、ずいぶん収まってきた。ですから、(6月)20日の時点で我々の方からまん延防止等重点措置をお願いしなければならないということは、もう極めて想定しがたいと思っています。当然コロナのことですから、あんな3月みたいに感染者ゼロの日もあった、本当に落ち着いていたところからたった2週間、3週間で、もうあれよあれよという間に事態が悪くなったことがあるぐらいですから、何週間も先のことをはっきりと申し上げられないわけですけれども、このペースで県民の皆さんがきちんと油断せずに行動をしていただければ、(6月)20日できちんと(緊急事態)宣言は終了できますし、その時にまん延防止等重点措置は必要ないと考えております。その先、県独自の何らかの制限が必要かどうかということについては、我々も事実上毎日議論をしているところでございまして、この数字を見ながら慎重に検討をしたい。我々としても、何度も申し上げますけれども、わざわざ県民の皆さま、事業者の皆さまに、不便を押しつけたいわけではありません。ただ、なんらかのことで、もうこれ以上嫌われたくないからみたいな理由で全部自由にしてしまって、それでリバウンドを早く呼び込んでしまった、これはもう大変後悔することになりますので、そのバランス、これまでいろいろな地域がいろいろな出口戦略を描いてきた、その成功例、失敗例、考えながら、どういうタイプの制限をかけるのか、かけないのか、我々としてしっかり考えていきたいと思います。

記者)
 ワクチン接種についてなんですが、高齢者の接種に関しては、県も市町村に深く関わられて好調に進んでいるということだと思うんですが、それ以降の基礎疾患の方ですとか、64歳以下(の方)については、県としてどういった役割を果たしていかれたいと考えていますか。

知事)
 岡山県、今回のワクチン接種にはもうおっしゃっていただきましたように、かなり積極的に関わっています。当然その主役、主体は市町村であるわけですけれども、市町村それぞれの状況、医療資源が豊富にあるところ、そうでもないところあるわけで、いやもう市町村が主体なんですからあとお願いしますと言って突き放してしまった場合には、地域によって大きな差が出てくる。これはもう我々にとって心配でしたので、かなり深く関わって、岡山県民であれば、住所であろうと働いている場所であろうと、ご自身にとって便利な場所で接種が受けられる。接種をした医療機関にとっても、請求がしやすい仕組みをもうすでにつくっています。あともう一つは、ちょっとこれも復習ですけれども、もともと集団接種主体ということを想定されていたわけでありますけれども、特に高齢者にとっては集団接種ではなくて個別接種がいいだろうということで、岡山県、特に高齢者にとっては個別接種、かかりつけ医を活用するということを市町村に呼びかけて、多くの市町村が確かに言われるとおりだなということで、個別接種主体の計画を立ててくださって、これがうまくいっている。今度、そろそろもう1回目の接種、4割以上の方が接種をされている、これから順次2回目も進んでいくということになって、一般の方に切り替わってくる。ここで、これまでのこのかかりつけ医の個別接種は引き続き有効だと思っておりますけれども、年齢が下るにつれて、かかりつけ医を持っている人の比率は当然下がるということが想定をされますし、あと集団接種でも高齢者よりは動きやすい、ネットにも親和性があるということで、これまでよりは集団接種の優位性が高まると考えています。あと、職域接種が認められるようになった。これは、我々にとっては少なくとも二つの大きなメリットがありまして、一つは、これまでのボトルネックというのは大抵ワクチンが足りないっていうこと、あとはワクチンがどっと来た6月からは打ち手が足りないということなんですけれども、また7月からはそのファイザーのワクチンが6月ほどには潤沢に供給されないということが言われていますので、またワクチンが4月ほどではありませんけれどもボトルネックになる可能性が今心配されていますけれども、職域接種の方はモデルナが使える、またモデルナ、新しい蛇口が出てくるというのは、大変このワクチンのボトルネックを解消する上で大きなステップということになります。あともう一つ、もうご案内のとおり、ワクチンを打とうと思ったら、そのワクチンを用意しなきゃいけない。ただ、そこにぼーと置いといたら使えなくなってしまいますから、期限切れになったりいろいろありますから、ちゃんと適切なタイミングでワクチンを接種会場に持ってこなきゃいけない、その時に打ち手がいなければいけない、またそこに接種主体の人がちゃんと予約をしてそこにいなきゃいけないという、これマッチングが非常に難しいわけなんです。製造業と非製造業のマッチングで言えば、ツナの缶詰をうわーっと半年分作って、ゆっくり出荷してみんな食べてくれればいいという製造業と違って、非製造業、サービス業の場合は、髪を切る時に、切る人と切られる人と同時にそこになきゃいけないという、1年分切ってもらうとかできないという、そのマッチングが非常に難しいわけなんですけれども、そのマッチングについてそれぞれの団体、企業が自分たちで調整をしてくれる。この調整に我々かなり苦労をしているわけなんですけれども、いや、自分たちの人事部でいろんなことを把握して、そのそれぞれの部署の忙しいとか、それぞれ特性に応じてスケジュール組んで順次やるから、もう役所はほっといてくれればいいよという、もう我々からするとすごく手間が省けて、なにかいろんなことがあっても臨機応変にその会社もしくは団体で対応してくれるということで、大変ありがたい仕組みがあります。そういったこともうまく使いながら、とにかく早く打っていきたいと思っています。それぞれ市町村でお困りのことですとか、もしくはいい工夫、例えば岡山市がそれぞれの開業医の皆さんの予約状況をネットで公開をするようにしている、これ大変評判のいい仕組み、なかなか維持するのは大変みたいですけれども、でも評判のいい仕組みであります。そういったいいやり方を極力紹介するですとか、お困りごとに対して我々も親身に相談に乗って、全て解決することはできませんけれども、極力そのボトルネックを解消していく、そういったことをこれからも続けて、ぜひ接種したいという方が1日も早く接種できるような環境をつくっていきたいと思います。

記者)
 今日の数字を踏まえて、緊急事態宣言の事務レベルで前倒しの要請、こういった部分は知事、今現在どういうふうなことをお考えでしょうか。

知事)
 我々、(6月)20日に(緊急事態)宣言が終わって、その後まん延防止等(重点措置)を申請するつもりはありませんよということはもうお伝えをしています。前倒しで解除を求めていますかということについては、我々、国から聞かれていない状況であります。我々としても、せっかくいただいたこの20日間、これはもうきっちり使わせていただいて、もうできるだけ数字を抑えるというつもりでいますし、そもそもこれ決めるのは国ですので、国の方も前倒ししたいんだったら前倒ししましょうかということよりは、20日間しっかり我慢しましょうね、で、もし(6月)20日の時点で離脱できないということは、これは大変なことなんだけれども、そういう可能性があるかないかということについて聞かれている。いやもう(6月)20日までには必ず離脱できるように頑張ります、そういうやりとりをしています。我々として、早めにということを求めていませんし、国の方からも早めにという話は出ておりません。

記者)
 (緊急事態)宣言を踏まえた県民への協力要請なんですけれども、これも(6月)20日まで内容を変えないということでしょうか。

知事)
 とにかくコロナのことですから、1週間先のことを言うともう鬼が笑っちゃうぐらいの話なんですけれども、今の時点で変えるということは想定しておりません。

記者)
 (6月)20日以降のことですけども、県独自の制限を考えていくということですけれども、少なくとも飲食店の営業時間短縮、あとアルコールの提供禁止、ここについては外れる見込みということでしょうか。

知事)
 そこが悩ましいところの一つです。とにかく、時短要請、アルコールの制限というのは、もう一番、事業者の皆さんにとっても、県民の皆さんにとっても制約をかけているところです。ただ、それがさっきのこの波の話で言えば、もうここ(5月13日からの岡山市中心部時短要請)を境にすぐ(効果は)出ませんから、だいたい10日から2週間して初めて効果が出るということで言えば、もうこれがものすごく効いたというのはタイミングからしても明らかであります。意外と、県内全域でもなく、岡(山市)倉(敷市)全域でもなく、岡山市のあの狭い1kmスクエアの時短が非常に効いた、人流という点でも効いたということですので、ですから、非常に効いているので残したいという思いと、ものすごい制約になっているので、早めにもう終わったのであれば終わりにしたいという両方の思いがございます。ここまで下がったということは、もう(6月)20日でそんな厳しいことは終わりにできるんじゃないかという方の論拠になりますし、あまりはっきりした崖を作ってはいけないという他の県の教訓を考えると、何らかの制約を、例えば6月いっぱい残すということなんです。その制約が、時短だとか、お酒の制限という強いものになるかどうかについては、今も議論をしているところです。

記者)
 デルタ株のスクリーニングについてなんですが、あらためてスクリーニングを通してどういうふうな効果を期待されていますでしょうか。

知事)
 とにかくもうアルファ株ですか、英国株で我々大変な思いをしました。これまでの従来株と比べて、全く振る舞いが違う。これ(新規感染者数の推移)で言えば、このあたりからこれはおかしいぞ、おかしいぞということで、もう皆さん方ご案内のとおり、私金曜日ごとに、もうこれは大変な、その当時アルファ(株)とか言っていません、英国型の変異株の割合がどんどん上がってきている、なかなか止まらないので(夜間の)外出自粛要請をお願いしたりですとか、これ(4月)23日でしたけれども、いろんなことをお願いして、これまでだったら止まっていたものが止まらないままここまでいったわけですけれども、それよりもさらに厄介だということが言われている、ほぼ間違いないわけです。そのデルタ株が広島でも見つかっている、兵庫にいたっては、もう確か11例でしたっけ、珍しく一つ見つかったというレベルじゃなくて、かなりぽろりぽろりと見つかっている。うつりやすいものというのは、もうその程度からでもうわっと広がってきます。大変警戒をしているところでありまして、我々何が起きているかということはきちんとわかっておかなければいけない。その1.3倍なのか、1.5倍なのか、もしくは従来株と比べると1.8倍という数字まで出ていますけれども、大変な、大変なことでありまして、ぜひもう我々、そのデルタ株に対して最大限の警戒をしていきたいと思っています。幸い、このワクチン、これはファイザーであれモデルナであれ、いろいろな変異株に対してかなりの防御効果を示しているという結果が相次いでいるわけでありますけれども、そういう意味でもワクチン接種を1日でも急いでいきたいと思っています。

記者)
 感染抑制に向けてセルフ(チェック)シートを導入するというお話だったんですけれど、この事業についてもう少し詳しくお願いします。

知事)
 このセルフ(チェック)シート、お店に使っていただこうということなんです。これはよく言われる山梨県方式の第一歩という位置付けでありますけれども、本当に山梨県がやったほどしっかりやろうと思うとかなり時間がかかります。我々とすれば、今、数字は下がっている、でも、時短が終わった後、急にまた人流が増えて数字が上がるのも心配だ、デルタ株も心配だという時に、山梨県方式をやるにしても、準備だとか、実際それが動き出すまですぐ2か月、3か月、山梨県自身も実際に動き出すまでには数か月準備があったわけでありますので、それよりもまず簡易的なやり方で、それぞれのお店で、ここ大丈夫、ここ大丈夫、とにかくついたてで飛沫を防いでもらう、それから換気をちゃんとして飛沫が滞留しないようにしてもらう、そこがもうすごく大事なわけでありますけれども、そういったことをきちんとチェックしていただいて、お店に貼り出していただいて、ある1日だけそれができて翌日からどんどん緩んでしまうということにならないようにしていただくということを今考えています。

記者)
 この(セルフチェック)シートの中で書かれていること、これまでずっと言われてきたことだとは思うんですけれど、それをあえてここでやるというのは、やはりその対策がまだ進んでないということでしょうか。

知事)
 実際、我々がやるべきこと、もしくは、例えば飲食店にやってもらいたいことというのは、もう1年前からそんなに急に変わっているわけではありません。もう本当に三密の回避、手指消毒ですとか、マスクの着用、それも正しい着用ということに尽きるわけなんですけれども、よくあるのが、慣れてしまって緩んでしまう。お客様がちょっとこれぐらい許してよということで、客商売なので強く言えなくて、これが例えば、マスクを外して喋ったら必ず死ぬということだったら、それはお店もあなたが死ぬんですよと言って止めに入るんでしょうけれども、それは確率からすると必ず死ぬわけじゃないので、まあ大丈夫かということで、ついつい緩くなってしまう。それが1,000回に1回、運の悪い時に感染のきっかけになってしまうということなので、もう一度気を引き締め直してという思いがございます。あと我々、時短の時に見回りをしました、県内にある1万3,000店舗、事実上今営業しているお店のほぼ全てを見回りをしたわけでありますけれども、行ってみて、意外と我々が期待しているほどには対策ができていなかったという状況を報告を受けているので、もう一度対策の徹底、これまでも対策をすることに対する補助というのをまずやって、もう一度再確認ということで補助もしました、また岡山市ですとか、それぞれの市で独自の補助もされています、いろんな機会はあったんですけれども、それでも実際に見回りをしてみると、ちょっと完璧は程遠いということですので、しっかり頑張っていただくということです。

記者)
 これは、どういうふうに普及というか啓発というのは進めていくのでしょうか。

知事)
 これ、先ほど申し上げましたように、認証ということでいっても、非常に厳しいチームが全部チェックをして認証するという、何度も言いますけれども、山梨県もしくは鳥取県方式ではありません、それをやっているともう本当に時間がかかりますので。セルフチェック方式になりますけども、とりあえずそれぞれのお店でチェックしていただいて、それをお店に貼り出していただくということで、やっぱりお店の方のプライドに期待をする。自分のお店の顔に嘘を、なんかやってないのにチェックするというのはそれはいかんだろうということで、それぞれの方の自覚に期待をしているというような形になります。いずれ我々とすれば、より厳しい認証を通り抜けたお店に対してさらにきちんとした認証を与えることも想定しながら、今研究というか準備を進めています。

記者)
 ワクチン接種に関してお伺いします。県内非常にいい数字かと思うんですけれど、今の知事のお話ですと、今実際、県含め市町村が個別接種を選択したことが奏功しているかと思うんですけども、若年ステージに移っていく段階では、市町村と協議して集団接種会場をやっぱりもうちょっと増やしませんかとか、それは臨機応変に対応していくおつもりということでしょうか。

知事)
 とにかくもう毎週というと大げさかもしれませんけれども、月が変わるともう全然状況が違います。例えば、一番最初にファイザーのワクチンが来た時には、医療従事者の接種が始まりました、まず医療従事者に打ってからじゃないと、他に打ちに行くお医者さんが自分が打てないという、これは大変ですから、当然ながら普通は医療従事者が打ち終わってからみんなで打ちに行くはずだったのが、いろんな事情で全然できてない時に、高齢者にもワクチンが来ることになりました。医療従事者用のワクチンは県に来ます、高齢者用のワクチンは市町村に行きますということで、高齢者の方に転用も事実上難しいという時に、じゃあみんなで争奪戦するのか、それも本当にばかばかしい話で、もう本当に少量ですから、それであるならば、時間はかかるけれども、非常に意義の大きい高齢者施設に打ちましょう、また、カウントされないけれども高齢者施設の従事者にも打ちましょうということでやりました。これは、我々からすると早打ち競争ではものすごく不利になりますけれども、今置かれている状況でより意味のある使い方からするとこっちだということでそういう選択をしました。これも、市町村も早打ち競争で損になるのを承知で納得してやっていただいた。それからどんどん来だした時に、このかかりつけ医の個別接種主体というのが、非常にうまくいきました。これから今度、一般の人に移っていく時に、これまでどおりがベストかどうかというと、そうとは限らないわけなんです。それにおいても、常に決めるのは市町村なんですけれども、その市町村に対して、今、国はこういう状況で、ワクチンこういうことになっていますよ、他の市町村で言えばこんな成功例ありましたよね、こういう失敗例ありましたよねということを、それぞれの市町村が全部情報収集する、これはなかなか大変なことでありまして、我々、市町村と最低週に1回はこのやりとりをしながら、情報共有をしています。それぞれの市町村、それぞれお悩みごとがあったり、ボトルネックとか、トラブルがあるので、それを我々かなり丁寧にお話をお伺いして、主体は市町村なんですけれども、あたかも我々が責任者、なにかあったら我々が問い詰められる立場にいるかのごとくしっかりフォローをして、一緒にこれまで問題解決に動いてきたということがございます。ぜひこれからも、それぞれの市町村がいい形でワクチン接種を進められる、念のため申し添えますけれども、我々とにかく早く打てれば他は全て犠牲にしてもいいという考えではありません、とにかく皆さん早く打ってほしいという希望があるのでできるだけ効率的にやっていますけれども、先ほど申し上げましたように、高齢者にほんのちょっとのワクチンが来た時に高齢者施設に先に打つというのはえらく時間のかかることなんだけれども、意義からするとそっちの方がということで、我々、常にいろいろなことを考えながら、県民の皆さんから、いやそれはそっちの方がよかったよ、それで安心したというふうなことを言ってもらえるような決断を、市町村と一緒に積み上げていきたいと思っています。

記者)
 来週から始まる県営接種会場なんですけれど、決して後ろ向きな意味ではなくて、東京や大阪の自衛隊会場がもう予約が空いちゃって、あれは対象が高齢者なので県はちょっと事情違うとは思うんですけれども、実際県調子がいい中で、かつ職域接種の拡大も見込まれる中において、もう早めに枠を広げたり、あるいは前向きに発展的に解消してしまうというオプションとかもあるかと思うんですけれども、そのあたりどういうふうにお考えでしょうか。

知事)
 国の大規模接種会場の空きがかなり悪く言われていますけれども、とにかくさっき言いました、ワクチンがないと打てない、打ち手のお医者さん、看護師さんがいないと打てない、そこに予約を取った打たれる方がいないと打てないということですから、その三つの、少なくとも三つのボトルネックの可能性がある時に、全部がちょうどぴったりキャパシティマックスということは普通あり得ないですよね。一番少ないところに合わせて実績ができていくので、なんかが余る、ある週はワクチンが実はちょっと在庫としてあるんだ、ある週は予約が足りなかったから打てなかったんだ、ある週は実は打ち手が足りなくて打てなかったんだ、それぞれなんですよね。ですから、どこかの時点でなんかの物が余るというのはある種当たり前ですから、余ったことを悪く言われたら、みんなちぢこまっちゃってすごく低いレベルでだらだらだらだら打っていくことになるので、私は国が果敢にああいう大規模接種会場を設定されて、それでワクチン接種が進んだことについて素晴らしいことだと思っています。空いたものについてどうこれから工夫していくかという、これが大事だと思っています。岡山県の場合は、実はあまりそれぞれ心配が今のところありません。というのが、医療従事者8万人ちょっとということなんですけれども、これは国の定義でまず手を挙げてもらったんですけれども、それから少し医療従事者の定義が広がりました、例えば学生さんですとか、そういった方は今、先ほどもうほぼ全員打ちましたという中に入っていないんです。そういった方々に打っていただいて、新たな打ち手として活躍をしてもらうことを期待をしています。あと、我々とすれば、まず医療従事者、広い意味での医療従事者、それから高齢者施設の従業員、高齢者施設の高齢者はもう当然打つんですけれども、高齢者施設の若い従業員の場合、優先接種の対象じゃないんですけれども、でも実際その人がワクチンで守られているかどうかというのは非常に大きいことなので、そこはもう県営の接種会場で引き受けますよという、これは、ずいぶんそれぞれの施設からは歓迎を、もしくは期待をされておりまして、そういった方々でとりあえず、もう2か月ぐらい埋まりそうだということになっています。それでもまあ、順次打っていって空きが出れば、県警察、要するに警察官ですとか、県立学校、私立学校の教職員、それから県庁職員、県庁職員の中でも危機管理を担当しているですとか、とにかくそれぞれの住んでいるところの、市民、町民として順番回ってくるんですけれども、ちょっと早めに打ってもらった方がいいという人もいるわけでありまして、県庁職員も含めて打っていく。これはちょっと、順番からするとちょっと先になるので、市民としての順番の方が先に来る可能性もあるんですけれども、とにかく我々自身はそのキャパシティの空きを極力つくらないということで、この貴重な枠をうまく使っていきたいと思います。

記者)
 今のご発言を聞いて個人的な感覚になるんですけれども、個人的には知事と県警本部長、保健福祉部長とか危機管理監は早めに打ってほしいなと思っているんですけれども、(接種対象の)年齢が下がった時に、(知事などが)宣言して早めに(打つことは)合理的であると支持する方も一定数いると思うんですけれども、打つようなお考えというのはやはりありませんでしょうか。

知事)
 私自身、とにかくこの人がかかってしまうと大変だという人はもうさっさと危機管理上打つべきだと思っています。今年の初めあたり、副反応心配だなとかいうことで皆さんが怖がって打たない時には、バイデン大統領がカメラの前でご自身が最初に打たれたように、私自身がもうある種実験台として打ってもらおうと思っていましたが、その後、ワクチンの有効性の高さですとか、副反応の低さですとか、そういうことがわかってきて、もう今すぐ打ちたい、できるだけ早く打ちたいという人が県民の中でもたくさんいらっしゃるということがわかってきましたので、そういう場合、例えば私、県警本部長、早く打ってもらいたいと思いますし、他にもこの人たち早く打っといた方がいいという人もすぐざあーっとリストが思い浮かぶわけなんですけれども、私こういったことの責任者として、その権限を、あんた自分が自分と家族のためにさっさと使ったのということになると、いろんな人の仕事がやりづらくなりますので、私はちょっともうこのマスクを頼りにひたすら三密回避で頑張ります。確かに私がかかってしまうといろんな方に迷惑をかけるので、より慎重に振る舞わなければいけないと思うんです。私自身はさっき言った、県の接種会場で医療従事者、高齢者施設の従業員、警察官、学校の先生とかという順番で、県庁職員のところに来るか、多分、今見ていると、岡山市、非常に頑張ってくれていますので、岡山市民として50歳代の市民の順番の方が早く来そうな気がします。私の権利が回ってきたら、もう躊躇せずにさっさと予約を取って、さっさと行きます。

記者)
 飲食店などの時短要請について質問させてください。先ほどなんらかの制約、(6月)20日の(緊急事態)宣言解除以降も続けるかもしれないというということですが。

知事)
 可能性はございます。

記者)
 (緊急事態)宣言中のこの状況をそのまま(6月)20日以降も維持するのか、それとも、もうなんらかの要請を出さない状態として(6月)21日以降に至るのか、そのあたりの可能性の幅も含めてあらためてお聞かせください。

知事)
 可能性ということで言えば、コロナ、もうどうなるかわからないので、もう本当に小さい可能性では、今からデルタ株がものすごいことになって、(6月)20日以降も(緊急事態)宣言の離脱ができないという可能性もほんのわずかあります。ただ、今のこの数字の流れ方を見れば、もしくは第4波の震源になった大阪ですとか、兵庫がずいぶん収まってきているという、デルタ株についてもそれぞれの県がモニターをしているということを考えれば、(6月)20日での離脱はほぼ間違いないと思っています。先ほど申し上げましたように、今のこの状況を見れば、まん延防止等重点措置に切り替えてもらってしばらく重点措置で頑張るということも我々は必要ないということを国に伝えていますし、国の方も岡山の場合は非常に早く落ちていったので、普通考えればまん(延)防(止等重点措置)の対象にもならないだろうというふうに考えていることが伝わってくるようなやりとりを今しています。ですから、可能性が高いのは、県独自の規制をなんらかの形でかけて、いきなり全部フリーになることを防ぐということをするかしないかというところが一番可能性の高い、悩みどころということになります。先ほども申し上げましたように、時短をなんらかの形で続けるのかどうなのか、時刻も8時までの時短、9時までの時短、お酒についても全て禁止するのか、それともお店が閉まる1時間前までならOKなのかとか、範囲がそれぞれあります。そういった、どういうものがあるのかないのか、もしくは時短じゃなくて外出に対する要請をするですとか、一部の施設が閉まっていることを何らかの形で続けていくのか、いろいろな可能性があります。今、もういろんな組合せを検討しているところです。

記者)
 (6月)20日をもって緊急事態宣言とまん(延)防(止等重点措置)については、もう岡山県は発令しない、延長しない状況ということですが、この県独自の規制、もう9日もたてば(6月)20日になってしまうわけなんすけれど、いつ頃までにそういったことを発表されるつもりですか。

知事)
 おっしゃるとおりです。もう常にそうなんですけれども、我々、状況に合わせた規制ですとかお願いをしようと思うと、ぎりぎりまで待ちたいわけなんですけれども、ぎりぎりまで待てば待つほど、その対象になる方はもう大変迷惑を受けるわけです。仕入れとかもあるでしょうし、予約ということもあるでしょうから、我々としてもやっちゃいけないなと思っているのは、翌日からこうなりますみたいなことはしたくありません。これまでも、だいたいその2、3日は少なくとも時間を置いてお伝えをする。例えば金曜日にこの発表をする場合には、土曜日からじゃなくて、週末空いた月曜日からというのはこれまでよくやってきたやり方ですので、それは一つの候補かなと思っていますし、ちょっと広げて数日前ということになります。

記者)
 一番最初にステージ3ということで判断をするとおっしゃられましたけれど、指標を見ると他の五つの指標というのはもうステージ3を下回っていることになりますが、それをステージ3で据え置くという判断にされたという理由を教えてください。

知事)
 私自身、だいたいこれまでもう半年以上、今がステージ2です、3ですというふうに申し上げた時には、もう一貫的な考えがありまして、こう上がっていく時に、例えばステージ2から3の時に、一つのもの(指標)がステージ3になったから急に(ステージ)3というふうには申し上げません。ステージ3になったらステージ3の対応、ステージ4になったらステージ4の対応ということで、県民の皆さん、事業者の皆さんにかなりの制約をかけることになりますので、実際、今の状況がどういう制約をかけざるを得ない状況なのかということは慎重に見極めなきゃいけないと思っています。今度下がる時に気をつけなきゃいけないのが、今ステージ4からステージ3というふうに申し上げたばっかりですけれど、これでちょっと我々の構えが違ってきます。また、ステージ3からステージ2になると構えは違ってきます。この変更するということは、結構これ自体、いろんなところに負荷をかけますので、例えばここでもうステージ2になりましたというふうに宣言をして、ステージ2の構えを取りました、何かちょっとしたランダムな動きがあって数日後に、いやすいません、またステージ3になりましたと言ったら、またステージ3の構えに戻すということで、非常にランダムにちょっとドタバタすることになるので、下げる時には、ある程度安心して次のステージ、小さい構えにできるというのがわかってから次の下のステージにするというふうにこれまでも対応してきておりまして、下げる時に基本的に全ての指標が下に行って、そこでここまで来たらさすがにたった数日で上に戻るということはないだろうということでステージ2を宣言する、そういうやり方をしてきたことに従っています。このペースでいけば、またこれが1週間後にできるのか、もう少しかかるのかわかりませんけれども、ステージ2を宣言できるような今は流れだと思っています。

記者)
 職域接種で、県だと(6月)8日に説明会なんかが始まったところだと思うんですけれども、今の段階で県内で何社ぐらいで手が挙がっているのでしょうか。

知事)
 今の段階で10団体から申込みをいただいております。

記者)
 人数で言うと、どのくらいになるのでしょうか。

知事)
 当然申し込まれた段階で1,000(人)を超えていますので、これもう全部最低1,000(人)だとしても1万(人)ですけれども、中には5,000人を超える団体からも申込みをいただいておりますので、1万5,000(人)は超えているというぐらいですね。まだまだ、例えば大学ですとか、今後申込みがなされることが想定される、今ちょっと相談中ですとか、もうあと数日で申込みがなされそうなところが随分ありますので、ぜひ私とすれば、多くの団体に手を挙げていただきたい。これは、さっきも申し上げましたように、今、ファイザーのワクチンが6月はたくさん来ました、7月は全国的にちょっと数が減るということで、またそこがボトルネックになりそうなんですけれども、それと別口のワクチンが、モデルナが来るわけで、これは市町村の接種にとっても、非常に負荷を軽くすることにつながりますので、ぜひ自分たちでできるところには手を挙げてもらいたいと思っています。

司会)
 それでは以上をもちまして、知事臨時記者会見を終了いたします。

知事)
 ありがとうございました。

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