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2022年1月22日知事記者会見

会見写真

新型コロナウイルス感染症について

 本日は、新型コロナウイルス感染症についてお話をさせていただきます。
 全国的にオミクロン株の猛威により感染急拡大に歯止めがかからない中、本県においても連日、新規感染者数が過去最多を更新しており、感染のピークが見えない状況が続いております。
 これまで低かった病床使用率もここ数日で上昇傾向に転じており、オミクロン株の感染力の高さに鑑みると、今後、重症化しやすい高齢者等の感染が急速に進み、医療提供体制が逼迫する可能性も高まってまいりました。
 また、隣県等でもまん延防止等重点措置の適用要請の表明が相次いでおり、感染拡大を面的に防止するとともに、オミクロン株による急拡大へのリスクに備え、早急に強力な措置を講じる必要があると判断し、昨夜国に対し、まん延防止等重点措置の適用を要請いたしました。
 県民の皆様には、再び多大なご負担をおかけすることとなりますが、感染拡大を早期に抑え込むとともに、少しでも波を小さくするため、皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。
 私からは、以上でございます。

質疑応答

記者)
 今回、まん延防止(等重点措置)の適用(要請)をするという決断に至った理由や根拠を教えてください。

知事)
 私自身、今回この第6波に関してはまん延防止等重点措置に対して、必ずしも前向きではありませんでした。第4波、第5波のときには、これはまん延防止等重点措置が必要だということで国に要望し、逆に我々が第4波のときには、要望しているのに認めてもらえないということが各地で起きましたけれども、岡山県もそういう状況であったわけであります。アルファ株もしくはデルタ株に対してまん延防止等重点措置というのは非常に強力な措置でありますし、それを使えば抑えられるし、それを使わなければなかなか抑えられないということで、我々もその適用を強く望んだわけでありますけれども、皆さんご案内のとおり、オミクロン株は、これまでの従来株、アルファ株、デルタ株と比べてずいぶん特徴が違います。重症化しづらい代わりに、非常に感染性が高い。これまで、飛沫感染、接触感染ということが言われていましたけれども、飛沫感染は当然のことながら、空気感染に近いほどの、空気感染そのものであればもっとひどいことになりますけれども、この非常に細かい飛沫で感染をしてしまう感染性の高さ、これがその、すみません、ちょっと背景説明から入っていますけれども、これまで飛沫感染中心の従来株、アルファ株、デルタ株の感染防止に有効であった例えばアクリル板の設置ですとか、距離を適切にとるということを擦り抜けてしまう、よほど換気をよくすれば別ですけれども、ですからこの時短というものがこれまでの変異株ほど効果が見込まれない。あと、その大変感染性が高いこともありまして、これまで飲食の場を抑え込むと、ずいぶん全体も抑え込むことが期待できたわけですけれども、これまであまりかかっていなかった子どもたちにもずいぶんかかるようになってきて、これまでの変異株とずいぶん違って、学校でのクラスターが多発をしている。学校から持ち帰ってきた子どもたちが家族にうつしてしまう、そういうことからすると、また飲食に焦点を当てた時短というものの有効性が必ずしも高くない。これがアルファ株、デルタ株であれば、もしくは従来株のときの第2波なんていうのは、まさに夜の街クラスターで広がった波だと私理解していますので、時短をするだけで、食事はそのままにしても、その後の接待ですとかを抑えることでずいぶん効果的だったんです。すいません、全部言い訳です。そういうことなので、時短で抑えられるかどうかわからない上に、時短の効果がそれほど、これまで効いたほどには効かないことが予測されるので、なんとかこの時短に頼らずに、まん延防止等重点措置に頼らずに抑え込むことができないか、幸い重症化率が低いものですから、リスクの低い方にホテルもしくは自宅療養に入っていただくことでなんとか回せないかということをずっとやってきました。つい数日前、本部会議をしたのが(1月)19日ですけれども、19日の時点で岡山県もかなり数字が悪かったわけですけれども、病床使用率が10.1%で比較的低く抑えることができていた、重症者もいなかったということでなんとかこのまましのげないかということで頑張ってきたわけですけれども、すいませんここまでが前置きでこれから答えになります。ご案内のとおりその本部会議をした19日の午後発表した(新規感染者の)数字が483(人)、これまでの最高値307(人)をはるかに超える数字になりました。前回の307(人)のようにその数字はどんと大きいけれども、あのスパイクのような、前日はそんなに多くなかった、307(人)はすごかった、その翌日はそこまでないという、その1日だけであればまだしのぐことはできるわけですけれども、この483(人)、510(人)、549(人)、また今日のあと一時間後に公表する数字もなかなか高い数字が上がってきておりまして、このレベルの高い数字が連日続いて来ますと全然様相が変わってまいります。(配付資料で)今日お示ししています病床使用率、今速報値が19.5%ということで、この下に書いてありますけれども、このわずか2日前、この確定値、確定・速報両方正確なんだそうですけれども、11.6%、たった2日でほぼ8ポイント病床率が上がってきている。この振り分け方を変えたわけではありません。数字がどんと増えたということと、あと高齢者の陽性者が増えてきています。これはもう全ての波に各地で起きたことですけれども、最初若い人がだっと数字をつくって、そこからその周辺にいるご家族だったり、その若い人が勤めている施設だったりということで、高齢者の感染者の比率が上がっていく。岡山県でもそういうフェーズに少しずつ入り始めておりまして、第6波においても一番目立つのは学校でのクラスター13ですけれども、高齢者施設のクラスターも現時点でもう6になっています、医療機関も2ですけれども。高齢者の患者も増えてきている。これから急速にこの病床使用率の悪化が予測をされます。そのスピードが大変速いということですので、我々が目安にしておりました30%というものも早晩突破することが予想をされます。あともう一つ、一つと言わず二つぐらいあるんですけれども、我々自身一番重視していたのは、前々から申し上げていますように、病床使用率と重症病床使用率です。これはいまだに19.5%と言いながらまだ比較すれば低い状態ではありますけれども、保健所が回らなくなってきています。県下、県の所轄下の保健所もそうですし、我々、岡山市、倉敷市とは毎日やりとりをしているわけでありますけれども、例えばつい数日前も岡山市が図書館の人員を保健所の方に回すという決断をされまして、なんとか保健所を守るということをされているわけなんですけれども、そういう非常にいい工夫をされながらも、連日このレベルの患者が出ているともうぱんぱんになってきてなかなか厳しい。これまでだったら夜中に(新規感染者の)数字と一緒にそれぞれの追っかけた個別の情報が上がってきたものが、もう夜には追い切れなくて朝になってくる、もしくは追いつかずに次に持ち越してしまう、もしくはもう全部追っかけるのはやめにしましょう、これは他県でも次々と起きていますけれども、もうそもそも全部追っかけるのは無理ですという状況に事実上なっているということでありますので、病床率はなんとか今の時点では踏みとどまっているかもしれませんけれども、第4波、第5波で他の地域で起きた保健所の逼迫によってすべき対処が遅れ遅れになって重症化しなくて済む人が重症化をする、死ななくていい方が死んでいくということが岡山県でも起きる可能性が出てきたということでございます。第5波のときに、非常に岡山県でも全国でも重症化率、死亡率が低かった。この原因は、ワクチンともう一つは中和抗体薬です。岡山県、他県もそうですけども、中和抗体薬の投与、非常に上手くいきましたので、重症になられる方が大変少なかった。これもご案内のとおり、5日以内に投与しなければほぼ意味がないわけですので、感染してちょっと調子が悪いなということに気づいてから、例えば翌日検査をして、検査の結果が何日か経ってしまうともうそれでも5日ですから、保健所が逼迫をしてくると、これまで効いてきた重症化を防ぐための中和抗体薬が意味がなくなってくる。そこから、雪だるま、坂道を転げるように重症者が増えて死亡者が増える可能性、そういったことを危惧いたします。あともう一つ、検査もこの1日2日で急速に滞り始めています。検査の結果が迅速にわからないと、当然ながら中和抗体薬の投与につなげられないわけでありますので、まん延防止等重点措置が第4波、第5波ほどには効かないということを危惧しながらも、まん延防止等重点措置の要請に踏み切らざるを得なくなったということでございます。

記者)
 今、国とお話をしてる(まん延防止等重点措置の)期間とか適用範囲というのは、どういったあたりを考えていらっしゃるんでしょうか。

知事)
 昨日(まん延防止等重点措置の)要請をさせていただいて、ここから先は国のことですので我々が決めることではありませんけれども、一部報道によりますと国は(1月)25日に本部会議を開催するのではないかということが言われております。もしそれが本当であるならば、これまでのいろいろな手順を考えれば(1月)27日から重点措置が適用されるのではないかと我々は予測をしています。いつまでの適用になるかということになるとさらに不確定な要素が出てくるわけですけれども、既に適用されている県よりも早く終わるということはもう考えられませんので、一番早く終わって(2月)13日で、今のところ(2月)20日までになるのではないかということを我々は聞いておりますけれども、これも国が決めることですので我々はわかりません。適用範囲ですけれども、そういった個別の措置内容については、国が重点措置をする、岡山県に適用するということを決めた後に開催する県の本部会議において協議、決定をしますので、今の時点で決まっていることはないわけなんですけれども、でも連日ニュース等で出てきます岡山県の27市町村のどこで感染者が出たのか、どこが多いのか、大抵色分けしている地図が出てくるわけですけれども、これまでの波で特に夜の街、繁華街が中心になっていた波の場合には岡山市中心、もう少し広がったとしても岡山市、倉敷市が中心ということが多かったわけですけれども、今回は感染性の高さを反映して本当に県下広く感染が報告をされていますので、実際に範囲を区切るということが大変難しい、事実上全県を対象にしたまん延防止措置ということになるのではないかと考えているところです。

記者)
 まん延防止(等重点)措置の適用をされることによって県としても対策を出すことになるかと思うんですけれど、今考えているのは時短の他になにか考えていらっしゃるものというのはあるんでしょうか。

知事)
 先ほど長々申し上げました、食事の場だけで感染が起きているわけではない、むしろクラスターは今の時点では学校が一番多い。これまでよりも若い人が感染をするタイプの変異株だということですので、学校に対してもこれまでよりも感染拡大を防止するための措置をお願いしたいと思っています。特に今、部活動で感染が目立っています。その部活動での感染をいかに止めていくのか、教育関係の方は今のタイミングがちょうど入試とかぶっているということで、感染拡大防止に協力する思いは一緒だけれども受験生に大変な迷惑がかかるようなことを極力避けてほしいという意見を今いただいておりまして、なんとかその教育現場の切実な思いと我々の感染は抑えていかなければいけないという、そのどういう形で折り合いをつけるか今考えているところです。教育はそうなんですけれども、とにかく時短だけで事足りるとは私自身も思っておりません。多くの方が時短だけでは収まらないと思っているところでございます。このオミクロン株の特性に合わせた対応策にしていかなければいけないと思っています。必要なところは抑えていきますし、今一部で議論されていますけれども、必要のないところで過度に抑えることもこれはよくないわけでありますので、これまで我々が作ってきた仕組みというのは基本的にアルファ株ですとかデルタ株、感染性が高く重症化率も高いものに対して仕組みをつくってきました。今回の非常にトリッキーなこのものすごく感染性が高い上に、重症化率がそんなに高くない、子どもも感染をする、そういったものに合わせた対応策になるよう、今知恵を絞っているところです。

記者)
 ということは、これまで2回のまん延防止(等重点措置)が県内に出されていますけども、そのときよりもより厳しい対応になるというふうな理解でよろしいですか。

知事)
 厳しいという点で言えば、厳しくなるかどうかわかりません。つまり、重症化率が低いということですので、もうとにかく誰一人もう外に出るなということはなかなか言いづらい状況にあります。あともう一つは、我々もう2年もコロナと付き合ってきましたので、
どういう場面がリスクが高いのかということは、もう社会全体としても、それぞれの皆さんとしてもずいぶん学習をされてきたと思います。もう一時期は、例えばもう外に出るだけで危ないんだということでしたけれども、実際に黙って擦れ違うことで感染するなんてことは感染性の高いオミクロン(株)ですらほとんど考えられないわけですので、マスクを外して喋るともう本当にすぐ感染してしまうけれども、マスクをしていればほぼほぼ防ぐことができる、換気をしっかりやっていればほぼほぼ大丈夫、そういったことを考え合わせながら、本当に感染が起きている場面をいかにつくらないかということを念頭に置いて対策を立てていきたいと思っています。私自身、もうずいぶんこれまで2年間、いろんな方にこれしちゃいけません、これを気をつけてくださいということを言ってきたわけなんですけれども、私も皆さんの生活の邪魔をしたいわけではありません。もう必要なことはお願いするんですけれども、極力不必要な規制はかけたくないと思っています。

記者)
 いわゆる時短要請への質問です。先ほど時短要請の有効性は高くないという認識を表明されていました。そういう中でも国にまん(延)防(止等重点措置)の要請をしないといけない一番の要因、思いを教えてもらえますか。

知事)
 大変悔しい思いです。時短要請、アルファ株に対して、デルタ株に対してよりも、オミクロン株に対しては効果が低いと私自身も思っています。ただ、これ以外に他にいい方法がなかなかないというのが実情であります。私、昨日一昨日もずっとこの県庁内で議論をしている中で、雪道でのブレーキみたいだというふうに思ったわけですけれども、その効きが悪い、効きが悪いからこのブレーキ以外のブレーキがあればそちらのブレーキで止まりたいわけ止めたいわけなんですけれども、そのブレーキしかなかなかないのであればそのブレーキを踏まざるを得ないですし、効きの悪いブレーキであれば早めに踏まざるを得ないということで、もし本当に効きのいいブレーキがあれば病床使用率20%でブレーキを踏む必要はないはずなんですけれども、非常に残念ながら他にいいブレーキがなかなか見当たらないということで、このタイミングでブレーキを踏む決断をしたところです。

記者)
 知事がこれまではマスクを非常に重視してこのオミクロン(株)には対応していこうということを県民にも呼びかけてこられたと思うんですけど、それをこのように変えられたというのがですねちょっとあまりにもかなりドラスティックに動いているように思うので、そこに至るまでのさっきちょっとお話になった例えば広域で面的に考えなきゃいけないと、他県の様子とかを見てというようなこともおっしゃっていたんですけれども、判断に至られるまで、昨日の夜になったということなんで、それまでにどういう判断をするまでの手立てをとられたんでしょうか。

知事)
 今回のオミクロン(株)に関しては、日本として国として初めてきちんとした水際対策をとったケースだと思っています。ご案内のとおり、私自身は国境管理が大事で、国境管理いつかは破られるにしても、その後の長距離移動を制限することで、かなりそれぞれの地域が守られる、国際的にも人の往来の激しい東京、大阪をどう守るかはちょっと私にはよくわかりませんけれども、少なくとも地方都市の場合、長距離移動を抑えるだけでずいぶん違う、移動するときにはちゃんと検査をしてから移動する、今いろいろなスポーツ大会でやってるようなやり方をすれば、かなり抑えることができる、あとはもうこれまでやってきたように濃厚接触者を追っかけていくですとか、できると思っていてそれは私の思うようには進んでいなかった、初めてオミクロン(株)でそれができた、本当に喜んでいたわけであります。実際には在日米軍が大きな穴になってこのような感染になりましたけれども、ただじゃあそうしたら国境管理が無駄だったかというと、そのおかげで我々、数週間時間を買うことができました。その間に、南アフリカだとかアメリカだとかヨーロッパで、どういう感染の状況なのか、このオミクロン(株)がどういうタイプの株なのかということを学習することができました。願わくばその時間を使ってブースター接種をどんどん進めることができれば、確かに若い人はなかなか重症化しないような変異株のようでありますので、高齢者さえ守ってしまえばここまでおおげさにしなくていい可能性があると今でも思っていますけれども、残念ながら我々、ブースター接種今まだ高齢者接種がようやく始まったところですし、岡山県でも他の県もそうだと思いますけれども医療従事者へのブースター接種も完了していないのが現状であります、それには頼ることができない。マスクは非常にこのオミクロン(株)に対しても有効だということで、先ほどちらっと言いましたけれども、山梨県ですとか鳥取県で始めた、感染の主要な場になっている飲食店についてもきちんとアクリル板を立てるですとか、換気をしっかりするということで感染をゼロにはできないかもしれないけれども、この高いリスクをかなりの程度まで落とすことができるということを見つけて認証店を次々つくっていった。これは本当に素晴らしい発展と工夫と努力だと思います。ただ、このオミクロン株の感染性の高さというものがこれまで築き上げてきたものをちょっと擦り抜けるようなところがありますので、本当にこの対策が難しい。また、これまでは子どもにあまり感染しなかったということで、最初第1波のときには子どもを通じて社会全体に広がるのではないか、これはインフルエンザがそうだからそういうふうに類推したという、私はわからないものに対しては正しい類推だったと思いますけれども、あの全国一斉休校をしたわけですけれども、後になってわかったのが子どもはそんなに感染しない、ゼロではないけれども感染しないということがわかってずいぶん対応がそれによって変わってきたわけですけれども、ある種戻ってきたというか学校も考慮に入れなければいけなくなってきた。さあこれはどうやって防げばいいのか、我々とすればなかなか重症化しないということがありますので、これまでよりも大胆に、感染者を見つける努力はこれまで同様とにかく検査をどんどんやって見つけていっているわけですけれども、見つかった人について本当にリスクのある方に入院していただく以外は、ホテルと自宅療養に積極的に振っていきました、実際直近の数字で感染者の85%以上の方に自宅療養を選択をしていただく、その代わり自宅療養の方をしっかりサポートをする。自宅療養サポートセンター、自宅で療養されていてもきちんと健康管理ができて、これはちょっと体調がおかしいぞというときにはすぐに必要な処置ができるように、また希望者の方には食品、食料がきちんと届くようにということで、安心して自宅療養できるようにしたおかげで、かなり感染者が出たにもかかわらず他県と比べても非常に低い病床使用率で抑えることができた、なんとかこれでしのぎたい。第3波、もうずいぶん昔の話ですけれども、1年前の第3波のときには我々いろいろな工夫を駆使してなんとかかんとか時短をせずに波をくぐり抜けた数少ない県の一つでありました。今回ずいぶんタイプは違いますけれども、効きの悪いと言われている時短に頼らずになんとかしのぐことができないかと、南アフリカは今ピークを打って急速に下がっているそうでありまして、この急速に上がって急速に下がるタイプのウイルスなのかもしれないということで予想を見ていたわけでありますけれども、先ほど申し上げましたように、もう病床使用率が上がっているのもそうなんですけれども、保健所ですとかその他のところで急速に回らなくなりつつあるということで今回このような決断に至ったということであります。時短が劇的に効くと思って要請しているわけではないわけですので、これで安心、ああこれでよかったっていうことにはなりません。我々、あまり切り札かどうかわからない切り札を切っているわけでありますので、ぜひ皆様方にはご理解ご協力をお願いしたいと思っていますし、今の我々の状態はまだまだ外から入り込む余地がある状態です。広島がまだ(新規感染者数)1,500(人)だとかという数字が連日続いていますし、兵庫の方も2,500(人)とそういうレベルで続いています。ピークを打ってどんどん下がるという感じには私には見えません。人口10万人当たりで、広島の方が岡山の5割増しだったり、兵庫の方も何倍ということですけども、それでも人口10万人当たりで言えば我々よりもさらに燃え上がっている状態でありますので、岡山はまだ増えても全然おかしくありません、1,000(人)を越えても全然おかしくない状況で、まだまだ増えているということであります。もうぜひとも皆様方、リスクの高い行動に気をつけていただきたいと思っています。

記者)
 他県との連携とか、その辺についてはどのようにお考えになっているんでしょうか。

知事)
 我々、隣接県とは情報共有、情報交換は常にしています、これは今回に始まったことではありませんけれども。よく我々、広島県と組になっていることが多かったわけですけれども、今回は岩国基地がありましたので、広島県と山口県がセットになって早い段階でまん延防止等重点措置に移行した。感染状況がずいぶん違いましたので、我々広島県とどうこう歩調を合わせるという話にはそもそもなりません。兵庫の方も、もう人の流れからしても密接に大阪とリンクしていますので、我々でどうこうということには、情報交換はしますけれども、なりません、そういう状況です。

記者)
 完全に独自に今回は岡山として判断をされたということでよろしいですか。

知事)
 そうですね。はい。

記者)
 時短は今回されるという方針で考えておられるということでよろしいでしょうか。

知事)
 はい。まん延防止等重点措置、時短のないメニューはないと理解しております。時短もします。

記者)
 自宅で保育をできる人はというふうな要請を大阪ではされているようなんですけれども、学校とか教育現場でもその対策が必要ということであると、保育現場とかそういったところになにか要請するお考えはありますでしょうか。

知事)
 他県でどういう要請をしているのか工夫をしているのかというのは我々にとっても大変勉強になるところでありまして、それぞれの県がしている要請についてはきちんと情報を取って検討したいと思います。今の時点で、この場でそうなんです、それをやろうと思っているんですということにはなっておりません。

記者)
 (1月)25日に国が対策本部会議を開かれるかもしれないという見通しということなんですけども、県の方としては次の対策本部会議、だいたいどれぐらいのめどで開かれるご予定でしょうか。

知事)
 これも我々が主体的に動くのは要請をするところまでですので、今情報を取っているところであります。この(まん延防止等)重点措置を国の方でどういうスケジュールで詰めていただけるのか、国の方で重点措置をさらに追加で認める、その中に岡山県を含めるとということが確実になってすぐ、もう我々1日2日遅らせる理由が全くありませんので、決めていただいたタイミングで直後に本部会議を開く予定にしています。

記者)
 まだ発表前ですけど、今日の(新規)感染者の見通しというのは過去最高になるのか、またどれぐらいなのか言える範囲で教えてください。

知事)
 まだ発表する時刻ではありませんけれども、残念ながら高い水準が続いていて、過去最高を更新する基調が続いていると判断をしています。

記者)
 今日も過去最高となる見通しを今のところ持たれているという理解でよろしいでしょうか。

知事)
 私の印象はそうです。はい。これ(新規感染者)は岡山県だけで発表するわけではありませんので、我々分と岡山市分、倉敷市分を足すのでちょっと私も確定的には言えない事情があるんです。ただ、いや今日は安心なんですみたいなことにはなっていません。

記者)
 この間市町村とも連絡を取ってこられていると思いますけれども、国への要請というのを求める声というのはどれぐらい高まっていたんでしょうか。

知事)
 最終的に決断するのは岡山県なんですけれども、当然ながらそれぞれの市町村の今の状況というのは我々にとっても大事なインプットになります。特に保健所を持っている岡山市、倉敷市とは、もう基本的に毎日どういう状態になってるかということを情報共有している間柄であります。我々もそうでしたけれども、岡山市さん倉敷市さんもつい数日前まで、県全体として(新規感染者が)200(人)台でなんとか踏みとどまっている、倍々ゲームじゃなくてちょっとずつ上がっているけど、もしかしたらここで踏みとどまることができるかもしれないと思っている頃には、いやなんとか頑張ろうということだったわけなんですけれども、この500(人)近くまでどっと増えて483(人)になって、その1回だけじゃ済まなかった、そこからまた500(人)を超え、それで終わりでもなかったというあたりからちょっともう保健所がこれが続くようでは回らない、先ほども言いました、図書館を閉めてでも増強する、やれることは全部やるけれども、これだから大丈夫だということにはならない、ちょっと状況が厳しくなってきたということを岡山市からも倉敷市からも聞いているところでありまして、我々自身の保健所もそうですし、ちょっと急速にニュアンスが変わってきたという。

記者)
 正式な手続きではないとは思うんですけれども、実際求める声として、岡山市であったり倉敷市というのはあったんですか。

知事)
 まん延防止等重点措置を要請してほしいというような、直接の要請があったわけではありません。なんとかみんなで頑張っていこうということだったんですけれども、ちょっともう状況が急速に悪くなっている、そういう共通認識があったということです。

記者)
 お酒の提供について確認なんですけれども、政府の基本方針に沿うと認証店については知事判断になるかと思うんですが、(まん延防止等重点措置が)適用された場合どうされるか現状の想定を教えてください。

知事)
 これは大変悩ましいところです。正式にはまだ決定をしておりません。両方の考え方が言われてみればそのとおりということでありまして、せっかく非常にコストがかかる、県民の皆さんにも関係の皆さんにも迷惑をかけることになるまん延防止等重点措置を要請し、事実上時短をするといいうことであれば、効かない中でも一番効くやり方をするべきだという考え方も十分あります。その一方で、我々、認証店になっていただくべくいろいろ努力、工夫をしていただいて安全なお店づくりに協力をしていただいた。一番厳しくすると、もう認証店だろうがなんだろうが関係ないということになりますので、いやもうそれだったらもう県の言っていることを努力して、前回も我々認証店と認証店以外、区別なかったですから、いやもうそういう努力をするもう気にならないよということが起きるかもしれない。このスキームというのは、基本的に時短で言えば、飲食店の皆さんが協力をしてくださるということが前提のやり方ですので、我々強制力がほとんどない中でやっていますので、飲食店の皆さん、特に認証を受けていただく努力をしてくれた飲食店の皆さんに協力してもらうためには、今多くの県で取り入れられているような選択制にして、選択の仕方によってはお酒も可能ということも考えなければいけないかもしれない。大変迷っている中で、ただ以前であればお酒、これが例えば第2波の夜の街クラスターがいっぱい出てるときというのは、食べているときはそんなに大したことないんだけれども、お酒が入って燃え上がると感染性がそんなに高くないけれどもさすがに感染するということでお酒を止めるかどうかがすごく大きかったわけで、そのときは私はもうお酒は絶対止めるというふうに思っていた人間ですけれども、8時だ9時だというとそもそも深酒にならないだろうですとか、感染性の高さというのがマスクをするかしないかであってお酒を一杯飲むか二杯飲むかでそこまで変わるのかというのもそこそこ説得力のある議論になりますので、我々これからもしっかり議論をしていく。ありがたいことに、我々よりも先にまん延防止等重点措置が実施されている県で何が起きてるかということ我々知ることができますので、我々としても必要以上に厳しくしたくありませんし、ただせっかくやるのにざるみたいなことにはしたくないということで、これからもきちんと議論をしていきたいと思っています。

記者)
 話を端的にまとめると、今の時点では(まん延防止等重点措置の対象は)県内全ての地域を想定していると。

知事)
 これも決まったことではありません。なかなか絞るというのは難しそうだというふうに思っています。

記者)
 対応の柱としては、(まん延防止等重点措置の対象は県内全ての地域を想定と、)飲食店のなんらかの営業制限と、教育現場への内容は決まっていないけれどなんらかの対応、この3点でしょうか。

知事)
 それは大きな柱になると思います。

司会)
 それでは以上をもちまして、知事臨時記者会見を終了いたします。

知事)
 ありがとうございました。

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