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2022年3月1日知事記者会見

印刷ページ表示 ページ番号:0766860 2022年3月2日更新公聴広報課
会見写真

新型コロナウイルス感染症について

 本日は、新型コロナウイルスについてお話をさせていただきます。
 本県では、今月6日を期限にまん延防止等重点措置を延長し、県民や飲食店等の皆様のご協力の下、オミクロン株による感染拡大を抑え込むため、全力を尽くしているところでございます。
 これまでの取組により、新規陽性者数、依然として高水準にあるものの、2月上旬をピークに減少傾向が継続していると考えておりまして、病床使用率の方も50%を下回るなど、医療提供体制の逼迫度合いも徐々に緩和しつつあると考えております。
 決して警戒を緩める状況ではありませんが、社会経済活動の維持・回復に向け、徐々に歩みを開始すべきと考え、まん延防止等重点措置の再延長は行わず、今月6日をもって終了するよう国へ要請することといたします。
 県民、事業者の皆様には、引き続き気を緩めることなく、基本的な感染防止対策を徹底していただくようお願いしたいと思います。
 私からは、以上でございます。

質疑応答

記者)
 国への(まん延防止等重点措置の終了)要請は今日中にするということでしょうか。

知事)
 はい。

記者)
 何時頃にされますか。

知事)
 それはまだ決めていないというか、私ではわかりません。今日中にいたします。

記者)
 今回、まん延防止(等重点)措置を終了したとしても、リバウンドは防ぐことができると、そういったなにか積算根拠があってご判断されたんでしょうか。

知事)
 リバウンドの定義によりますけれども、今の水準よりも一旦ふわっと上がるものをリバウンドと呼ぶのであれば、実はまん延防止等重点措置から先に卒業をしたいくつかの県で起きています。どうしても我々とすれば気を緩めてほしくないわけですけれども、いやぁようやくまん(延)防(止等重点措置)が終わったということでどうしても緩む部分がある。それを反映して数日後、1週間後に、順調に下がってきたはずの数字が少しふわっと上に向くということが各県で起きたように岡山県で起きないという確信はありません。本格的なリバウンド、狭義のリバウンド、そこからどんどんどんどんまた増えていって、現在の(一日当たりの新規陽性者数の)最高記録が(2月5日の)1,458(人)ですけれども、それを超えるような新たな波をつくる本格的なリバウンド、これは起こしてはいけませんし、起こさせないというつもりで今回終了を決断したところでございます。

記者)
 今後の感染対策の考えについて、やはりまだ感染者数の発表は高水準であることが続いていて、現在取り組んでいる学校の早期の臨時休業であるとか、重症化リスクの高い患者の重点対応、もしくは社会福祉施設に施設内療養に備えた準備を今求めていますけれども、これ仮に国がまん延防止(等重点)措置の終了を認めた場合、こういった感染対策は緩和されるのか、継続するつもりなのか、今時点の知事のお考えを聞かせていただけませんか。

知事)
 具体的にどういうお願いをするのかということについては、国の決定を受けてあらためて県の(新型コロナウイルス感染症対策)本部会議を決めて、そこで正式に決定しようと思います。ただ、今の我々の考えということで申し上げさせていただきますと、このまん延防止等重点措置については、我々なんとか卒業できる水準にあると判断をしています。当然、これから国に要請をして国の方で専門家会議にもかけていただいて、いやいやとても卒業できるような状態ではありませんよということで国の方から延長が(という)可能性もありますので、我々自身も第5波、第4波のときのようにもうかなり山を下りきって、そういった制限から外れるわけではないということは重々承知をいたしております。オミクロン株とフィットの悪い(飲食店等への)時短をこの時点でやめる、そういうことでありまして、いまだに毎日のように出ている子どもたちのクラスター、それから重症化、死亡者数に直結する高齢者施設、福祉施設でのクラスター、こういったものが、感染がずっと続いていることを考えれば、そこでの規制ですとかお願いを緩めるということはなかなか考えづらいと思っています。時短については、国が認めてくだされば(3月)6日で卒業する。それについてはあまり大きく変える理由がない、細かい微調整はあるかもしれませんけれども、大きく緩めることができるような状況ではないと思っております。

記者)
 経済対策の部分ですけれども、飲食店への時短要請は県内全域でまん延防止(等重点)措置のときは行われていましたけれども、これが終了する場合は、(3月)7日以降は、時短要請は県内全域で終了するという考えでよろしいでしょうか。

知事)
 いろいろな、例えば緊急事態宣言(※言い間違い(措置)の訂正)が終わった後に俗に「下りまんぼう」と呼ばれていたような緊急事態宣言(※言い間違い(措置)の訂正)ではないけれども、少し軽いリハビリのようなものをしたことはこれまで岡山県でも他の県でもありました。今回まん延防止等重点措置が終わるにあたって、これまでのやり方であれば、国の措置は終わるけれども県独自のなにか少し範囲を狭めた形、なんらかの形で階段をつくるように平常に向かっていくということは十分あるわけですけれども、今の時点で我々そういった形での縮小された時短を継続する考えは持っていません。(3月)6日の時点で、県下全域、時短要請をやめるということを考えています。

記者)
 だいぶ下がったとは言え、新規感染者が400~500人出ている状況で医療機関の逼迫が続いているんですけれども、その中で今回解除を申請する、そこに踏み切った理由についてもう少し詳しくお願いします。

知事)
 常に二つの力がこの2年間働いてきました。どういうことかというと、極力県民の皆さんの生活に支障がないように、もしくは事業活動に支障がないように自由にしましょうという思いと、いやいやいや自由にしていたら(新規)感染者がどんどん増えて、死者が増える、県民の健康を守れない、命を守れない、このバランスになります。これまでで言えば、かなり下りきっていなければ制限を緩めるということは考えなかった。第5波でもかなりどーんと下がってから緩めたわけでありますけれども、このオミクロン(株)の場合、そのオミクロン株で直接重症化して若い人まで死んでいくということには、ありがたいことになっていないということであります。何度かこちらで説明しましたけれども、このオミクロン株の死者、続いています。死者はもう少ない方がいいに決まっているんですけれども、亡くなられ方というのが、80代、90代の方、もしくは非常に重い基礎疾患をお持ちの方でありまして、毎年冬に繰り返されるインフルエンザ、もしくは誤嚥性肺炎、肺炎、風邪で最後の一押しをするような亡くなられ方に非常に近い亡くなられ方をしているということもありますので、これまでのように、もう下りきるまでは抑え込まなければいけないということは違うだろうと。私自身、2週間前にも(まん延防止等重点措置を)再延長をせずに卒業できないかということを模索したわけですけれども、(新規感染者数のグラフを見ながら)2週間前のときには、実際に本当にこれがトレンドとして下がっているのか、それとも凸凹の中の一環なのかということがなかなか見づらかった。また、3連休(2月11~13日)もありましたので、3連休のときはなかなか検査が少ないのでその直後はどうしても新規陽性者数が少なく出ます、それを信用していいのか、実際その後でまた高い数字がぼんと出ましたけれども。そういったことで今見てみると、この(直近の)2週間分は明らかに下降トレンドにあるということが確認をできましたので、これは我々は卒業できるというふうに判断いたしました。あともう一つ大きいのは、国の方でもざくっとした考え方というのを示しておりまして、それが、新規陽性者数が継続して先週今週比が1を下回っている、要するに下降トレンドにあるかどうかということ、また医療の負荷について病床使用率がおおむね50%を下回っている、かつまた下降傾向にあるということ、重症(者用)病床使用率もおおむね50%を下回っている、また自宅療養者数と療養所、療養調整中、岡山の場合ありませんけれども、その自宅療養者数が下降傾向にある、そういった国の方が大体目安としている条件を岡山県の場合クリアできているということも当然考慮いたしまして、我々は卒業できると判断しました。

記者)
 知事は、ピークアウトはもうしたという認識でよろしいでしょうか。

知事)
 そうですね。2週間前は確信が持てなかったわけですけれども、今この(新規感染者数の)グラフを見てみると、一番のピーク1,458(人)、もしくは7日平均で言えばこの線を超えていたようなところからすると、我々はピークは超えたと思っています。ただ、もう当たり前ですけれども、そっかまん(延)防(止等重点措置)明けた、ピークアウトしたらしいということになって、少し暖かくなってきました、皆さんが油断をするとオミクロン株もいつでもここから新しいピークをつくる感染力の高さを持っていますので、私はピークアウトしたと思っていますけれども、油断をすると全く前提条件が変わるということは、しつこいですけれどもお伝えしたいと思います。

記者)
 今回の解除の背景に、地域経済の疲弊をこれ以上は避けたいという部分があったんでしょうか。

知事)
 とにかく常にバランスの上にあります。人がばたばた死んでいく、1週間前まで元気だった人が、お父さん、お母さんが死んでいくということになったら、もう経済のことはなかなか言っていられないということでありますけれども、実際に元気な人が死ぬような状態にはなっていない、なんとか抑えることができているということであれば、これ以上の経済を抑えていく、倒産、失業のリスクを増やしていくというのは、なかなか正当化しづらいというふうに考えたところであります。

記者)
 まだちょっと決まってはいない話ですけども、(3月)6日以降(まん延防止等重点措置が)解除されて、(飲食店等への)時短がなくなって、そうした中で経済を回しながら感染対策という難しいバランスが求められるんですけども、県民に対してどういった生活というか、過ごし方をしてほしいということでしょうか。

知事)
 もともとどうしてまん延防止等重点措置に踏み切ったかっていうところから説明したいと思いますけれども、今でもいくつかの県、例えばお近くで言えば、鳥取県ですとか、奈良県ですとか、滋賀県ですとか、まん延防止等重点措置を適用せずに踏ん張っている県もあるわけです。私もできることならばそういった県と一緒になってなんとか時短なしに抑え込みたかったわけですけれども、ものすごい波に巻き込まれてそういうわけにいかなかった。まん延防止等重点措置、具体的には(飲食店等への)時短要請によってとにかくこの爆発的な感染拡大の勢いを抑えようということで時短をしたわけでありまして、この飲食店に対する時短要請というのと今回のオミクロン株の感染の実態というのがあまりきちんとフィットしない、そこが感染の中核、中心では必ずしもないということですので、抑え込むためにはもう総動員ということで時短もお願いしたんですけれども、これからやはり(新規陽性者)数の中心になっている若い人、子どもたち、ここは引き続き注意していかなければいけませんし、重症者、死者の中心になっている高齢者、ここも引き続き気をつけていただく必要があります。またそういうことをしながら、同時並行的にブースター接種、3回目の(ワクチン)接種を進めていかなければいけないと思っています。第5波を抑え込んだ、最終的にあそこまで速いスピードで抑え込んだ一番大きな要因は、ワクチン接種が進んだことだと思っています。この第6波も、最終的に抑え込む力になるのはブースター接種だと思っています。これは岡山県、比較的早く進んでいますので、これからも粛々と進めていきたいと思っています。

記者)
 時短はなくなるけれども、今実施している協力要請は大枠では変わらないという認識でよろしいでしょうか。

知事)
 はい、おっしゃるとおりです。時短がなくなった、まん(延)防(止等重点措置)でなくなったということで浮かれてしまうと、本当に本当の意味のリバウンドが起きてしまいますので、ぜひまん(延)防(止等重点措置)ではなくなったけれどももうしばらく慎重に行動を続けてほしいと思います。

記者)
 先ほど感染の状況についてピークアウトしたというお話をされましたけれども、まだ保健所業務というのは逼迫が続いているという認識でしょうか。

知事)
 これは逼迫の定義によろうかと思いますけれども、もう全く回っていないという逼迫ではないと思っています。これはもう単純にやはり数で、500人前後と1,000人前後だともう倍、作業量が違います。また、大変逼迫したということを受けて絞り込み、重点化をしていますので、以前の400何十人と比べると作業量も減っているということもございます。今の時点で、保健所が回らなくなっているので大変だという認識は、忙しいのは間違いない、もう忙しいからこそ重点化しているわけなんですけれども、もし逼迫して大変だと思ったら(まん延防止等重点措置の)再延長(※言い間違い(再々延長)の訂正)をお願いしないという今日の発表には至っていないと思います。

記者)
 重点化についてなんですけれど、今感染者がかなり多い中で積極的疫学調査を今、簡素化して対応しているかと思うんですけれど、これについては元に戻していくお考えがあるのでしょうか。

知事)
 オミクロン株ということで言えば、オミクロン株の波が収まるまで、もう一度重点化を外して全部を追いかけに行くということは、今の時点で私は想定しておりません。この重点化をした理由、いくつかあろうかと思いますけれども、一つはもう単純に回らなくなっているので重点化せざるを得なかったっていうことと、あともう一つ、オミクロン株が従来株、もしくはアルファ株、デルタ株と比べて非常に世代期間が短い、潜伏期間も短いですし、サイクルが短いということで、これまでのような調査をしているうちに次に行ってしまうという、刑事が追っかけるよりも泥棒が逃げるスピードの方が早いので頑張ってもあまり意味がないというところもありまして、もう一つは、それが死亡に直結するような症状を生まないという、その二つがありまして、むしろてきぱきわかっているところで済ませた方が意味のある努力だという判断をしたわけでありまして、オミクロン株の特性そのものは変わっておりませんので、よほどなにか新しい知見がもたらされるでもなければ、変える予定はございません。また別の変異株が出れば全く状況は変わってきます。

記者)
 今一時停止している無料のPCR検査についてなんですけれども、これについても再開のめどというのがあるのでしょうか。

知事)
 我々としてもこの無料の検査をすることで、さらに皆さんで早く(感染に)気づいてもらって、早く自主隔離につなげるというのは有意義なことだと思っています。ただ一時期、無料検査で使うがために、PCR検査の能力に大きな負荷がかかり、PCR検査の確定が通常の翌日ではなくて翌々日、またその次の日ということになって、中和抗体薬の導入が遅れるみたいなことになる、これはもう本末転倒であります。今、(まん延防止等重点措置の)再延長(※言い間違い(再々延長)の訂正)はしないということを皆さんの前で言えるほどには少し落ちてきたわけですけれども、ご案内のとおり落ち切ったとは程遠い状況ですので、なかなかすぐにすぐ再開ということにはいかないと思いますし、かつまた抗原検査キットの逼迫ということも、国の責任でずいぶん発注をしたりということは知っていますけれども、まだまだ市場に出回ってきたということには聞いておりませんので、もうしばらくかかると思います。

記者)
 新規の感染者(数)が落ちているのは事実だと思うんですけれども、割と知事が関西からの流入を気にしてらっしゃると思うんです。今回、大阪(府)と兵庫(県)が(まん延防止等重点措置)再延長する意向を示されていると思うんですけれども、今回延長しないということで、関西と足並みを揃えようという考えは全くなかったんでしょうか。

知事)
 人が移動してウイルスを広めていますので、県境で違う対応になったときにどういうことになるか、これはもう当然気になるわけでございます。我々がこの数日間、1日、2日議論を続けていく中で、関西圏は再延長(※言い間違い(再々延長)の訂正)になりそうだということはわかっておりました。当然、我々が再延長(※言い間違い(再々延長)の訂正)を求めないということになると、兵庫・岡山県境で扱いが大きく変わって、この1年ぐらい前に議論になったようななんらかのことで県境を越えて遊びに来る、飲みに来るみたいなことを心配しなければいけないわけですけれども、そういうことがあるので我々自身も引きずられて再延長(※言い間違い(再々延長)の訂正)にして、経済ですとか生活をさらに2週間なのか、3週間抑え込むデメリットを考えると、結局行き着く先が、飲食店に対する時短要請というものが、今回のオミクロン株の特性と照らし合わせてみると、あまり効果的なものではないということで、何度も言いますけれども、(2月上旬の)このピーク、このときのものすごい勢いを抑え込むためには、あまり適していないのを承知で総動員、政策総動員ということで、まん(延)防(止等重点措置)も時短も使うけれども、大体この倍々ゲームの力を抑え込んだという時点で我々は、子どもたち、学生、高齢者、福祉施設のそれぞれの対策を中心にしてやっていくということにいたしました。ですから、そういった県境からの流入ですとか、そういったことはないとは言えませんけれども、総合的に我々は再延長(※言い間違い(再々延長)の訂正)しないということを決めました。多少の心配はしています。

記者)
 先ほどから、子どもたちとか若者への対応というのが何度か出ているんですけれども、部活動の件に関しては今後どういうふうにお考えでしょうか。

知事)
 これは私が決めることではなくて、県の教育長がそれぞれの市町村の教育長のお話を聞きながら決めていくことになろうかと思いますけれども、私自身、時短については再延長(※言い間違い(再々延長)の訂正)しないということは、そこの制限を緩めるということになりますけれども、他のことについては極力今までどおりを基本に考えたいと思っています。今どういう状況になっているのか、ぜひ教育関係の皆さんにもお話をお伺いして、合意形成をしていきたいと思っています。あともう一つ、これから受験シーズン、春休みということで、学校、学年によっては結構自由時間が増えますので、あまりいろんなことが自由になることで、せっかくここまで一旦抑え込んだものがまたぶり返すということは非常に心配をしているところでございます。

記者)
 部活動に関してはこれまでどおりで、対外試合はということでしょうか。

知事)
 まだ決めていることはないんですけれども、部活動をあまり狭くするとわかりませんけれども、全般的に(飲食店等への)時短要請以外の制限、制約については、積極的に緩和をできるような材料がなかなか見当たらないなというのが率直な思いであります。

記者)
 時短要請以外は積極的に取りやめる理由はないということで、基本的には継続の可能性が高いというような今の見立てなんでしょうか。

知事)
 そもそもにおいて、私自身はこの時短についてはできるだけ早くやめたかったわけです。2週間前もやめたいという思いを持ちながら、(まん延防止等重点措置を)卒業していったいくつかの県と比べると岡山(県)の状況が明らかに悪かったので卒業できなかった県です、もう正直に申し上げて。今回卒業させてほしいということを国に伝えるわけですけれども、100%OKが出るかもよくわからない、そういう誰がどう見てもなんで時短を続けているんだ、さっさとやめろよというぐらい乾ききった落ちきったわけではない中でのこの判断ですので、それ以外のところについてなかなか緩和を考えられるような状況ではないだろうと思っています。

記者)
 (3月)7日以降どうするかというところ、知事今回こういう(まん延防止等重点措置の終了を要請するという)判断されたわけですけれども、この間、市町村から、担当部局レベルでも首長レベルでも、なにか再延長(※言い間違い(再々延長)の訂正)、7日以降の対応についてなにかご意見等は県の方へ寄せられたんでしょうか。

知事)
 常にいろいろなご意見を伺っています。昨日の経済六団体からのもうぜひ再延長(※言い間違い(再々延長)の訂正)はやめてほしいというような要望のように公開された中でされる要望もあれば、内々にいやちょっともうずいぶん皆さんつらがっているので、もし延長せずに終われるんだったら終わってほしいんだという意向が来たり、いろいろです。我々も、全ての意見を考慮して、その秤の中で天秤にかけながら、もしくはこういったデータを考慮しながら判断をしています。いろんなお話を伺ってきました。その中には当然ながら逆の意見もございます。市長15人いらっしゃいますので、ある方はいやいやまだまだ続けなきゃいけないという、どっちかと言えばというご意見のときに、同じ日にいやもうそろそろやめていいんじゃないのというご意見が来ることもございます。これは当然だと思います。

記者)
 政府の方がどういう判断するかまた別として、(3月)7日以降の対応について、(岡山県新型コロナウイルス感染症)対策本部会議、県の方で開かれると思うんですけど、このスケジュール感は何日のいつ頃とかというのはありますでしょうか。

知事)
 これもこれまでどおりでありまして、国の方針が決まって、我々もそれを受けて県の(新型コロナウイルス感染症)対策本部会議を開く。前回のように国の(新型コロナウイルス感染症対策)本部会議と同じ日の夜に開くというのが、たぶん県民の皆さんにとって少しでも我々の方針を早く伝えることができるということで適切なのではないかなと思っています。また、まずこれは大きく変わらないだろうということについては、事前にお知らせもしたいと思っています。今この時短要請以外について大きく変える理由がないというふうに今この時点でお伝えしているのも、その一環であります。

司会)
 それでは以上をもちまして、知事臨時記者会見を終了いたします。

知事)
 ありがとうございました。

2012年の記者会見