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2022年8月22日知事記者会見

会見写真

新型コロナウイルス感染症について

 私からは、3項目お話をさせていただきます。
 まず、新型コロナウイルス感染症についてであります。
 県内の感染状況は、先週も新規陽性者数が過去最多を更新し、感染の拡大が続いております。また、病床使用率も21日現在63.5%と依然として高い水準にあるとともに、日曜、祝日の発熱外来と救急外来は既に逼迫しており、こうした感染状況が続けば、救急外来において患者を受け入れることができなくなるなど、医療提供体制の破綻も懸念されます。
 県民の皆様には、発熱やのどの痛みなどで軽症の場合は、休日や夜間に受診するのではなく、平日の日中にかかりつけ医や発熱外来を受診いただくようお願いいたします。特に、救急外来、救急車の利用は、真に必要な場合に限ることをあらためてお願いしたいと存じます。併せて、感染拡大防止のため、冷房時の換気を含む3密の回避、正しいマスクの着用等の基本的な感染対策の徹底とともに、早期のワクチン接種をお願いいたします。

令和4年度9月補正予算案について

 次に、このたび、9月補正予算案を取りまとめましたので、その概要について、ご説明いたします。
 まず、コロナ関連分についてであります。
 「1 予算編成のねらい」でありますが、高齢者福祉施設等の従事者に対する集中的な検査や休日診療体制の確保、公共交通の利用促進や子育て世代に対する観光クーポンの発行に要する経費を中心に、補正予算案を取りまとめたところであります。
 「2 補正予算額」でありますが、21億410万円となっております。
 「3 事業概要」についてであります。
 まず、「感染拡大防止策と医療提供体制の整備」でありますが、高齢者福祉施設等の従事者に対する集中的検査の回数を増やします。また、日曜日や祝日などに発熱患者等の診療や検査を行う発熱外来を支援し、休日の診療体制を確保いたします。
 次に、「地域経済の維持と事業の継続のための支援」であります。
 コロナ禍において公共交通機関の利用者数が減少していることから、県内の小学生を対象としたお試し乗車券の配布などにより、公共交通の利用促進を図ってまいります。また、肥料コストの低減に取り組む農業者に対し、適正な施肥に必要となる機械整備や肥料価格高騰分の一部を支援いたします。
 これらの対策を着実に実施し、感染拡大の防止と地域経済の維持・回復に全力で取り組んでまいります。
 また、コロナ関連以外のものとして、令和7年1月に本県においてスケート競技等が開催される、第79回国民スポーツ大会冬季大会に向けた準備経費や本県選手の強化費用なども盛り込んでおります。
 補正予算案の概要は以上でございます。

岡山県新進美術家育成「I氏賞」に係る追加寄附について

 最後に、岡山県新進美術家育成「I氏賞」に係る追加寄附についてであります。
 「I氏賞」につきましては、本県御出身で、京セラ株式会社元会長の伊藤謙介様から寄せられた寄附金3億円を基に設置した基金により運営しており、本県にゆかりのある新進美術家の創作活動を支援し、次代を担う美術家を育成することを目的に、新進美術家への賞の贈呈や発表の場の提供などに取り組んできたところであります。
 このたび、同賞を末永く継続していくことを目的に、伊藤様から追加の御寄附をいただくこととなりました。あらためまして、伊藤様の本県文化振興への高いお志に対し、心から感謝申し上げます。いただいた御寄附については、引き続き本県にゆかりのある新進美術家の育成支援のために活用してまいりたいと存じます。
 私からは以上でございます。

質疑応答

記者)
 冒頭、コロナの関係で、発熱外来、救急外来が逼迫し、かなり深刻な状況にあることをおっしゃいましたが、具体的に今どういう状況にあるのでしょうか。

知事)
 当然、場所によってそれぞれとは言うものの、例えば岡山市の消防で、救急搬送困難事例、現場滞在30分以上、もしくは医療機関受入れ照会4回以上、いくつかの条件でカウントをしているその状況が、7月に入ってから昨年よりも急激に悪化をしていると。これはデータ(が)ありますので、あとでお渡しできると思いますけれども、そういったことから見ても、この7月の悪化状況は顕著であります。我々がニュースで見る東京(都)ですとか、千葉(県)の4時間待ったらとか。丸1日(病院へ)入れなかったっていうニュースも、私、見ましたけれども、そこまで極端でないにしても、明らかに岡山(県)の普段の状況とは変わってきているというのが、今の状態だろうと思っています。

記者)
 医療提供体制の破綻も懸念されるという強い言葉を使っておっしゃったんですけれども、その辺りもちょっと詳しくお願いします。

知事)
 それぞれを見てみますと、コロナの株のタイプによって、負担が集中する場所というのは変わってきます。例えば最初の頃、もしくはアルファ株、デルタ株の頃で言えば、肺炎になる人が多くて、酸素を吸入するだとか、場合によってはもう一番ひどい場合にEcmoを使う、そういった辺りが非常に忙しくなったっていうことです。今、そういうところよりも、とにかく(患者の)数が多い。数が多くて、ほとんどの方は幸い重症にはなっていないということなんですけれども、軽症、医学的には軽症と、酸素吸入を必要としてないので軽症と判断されても、結構、体感的には辛い場合はあるわけでありまして、その中のまた、かつ少し心配性の方が救急車を呼んでしまう。元々の母数の数が多いですから、ほんの数%の方が、ちょっと念のためっていうことで救急車を呼んだだけでも、この救急が、現場がもう大変なことになってしまう。もしくはこの発熱外来、なかなか順番が取れないということで、救急車だったら優先してもらえるだろうということで救急車を呼ぶ、もしくは自分自身で自家用車、タクシー、もしくは歩いて救急外来にお越しになられると、今、なかなかそれはちょっと、あなた救急対応ほど重症ではないですよね、ちゃんと歩いて来られるぐらいですからと言って断ったりする病院の方が多分珍しいわけ、実態だそうでありまして、そういったことで(医療提供体制が)逼迫をしてしまう。今、救急外来が逼迫をしている。あともう一つは、発熱外来、特に休日の発熱外来が逼迫をしていると聞いています。それに対応して、岡山県では数週間前(7月31日)から、休日(日曜日、祝日、8月13、15日)に開けてくださる病院、診療所に支援をすることによって、休日に開ける(病院、)診療所の数が大体倍以上になっています。ざっと30(施設)ぐらい、大体7月初め、7月上旬の頃に30(施設)ぐらい県内で(休日に)開いていたのが、今、例えば8月28日で75(施設の予定)、21日だと73(施設)、8月15日であれば104(施設)ですとか、たくさんの病院が休みだけれども、あえて県がそういうふうに言うんだからということで開けていただいて、今なんとか回しているというのが実態だと思います。

記者)
 先ほど、真に必要な場合に、救急車両(の利用)は限ってほしいということを呼びかけたんですけど、県の対策として、例えば医療非常事態宣言を出されるとか、そういった県の今後の施策として、何か考えていることはあるのでしょうか。

知事)
 私とすればこのBa.5対策強化期間という強化宣言というのが、もうその岡山県としての医療が逼迫をしている、そういった宣言を、もう既に超える宣言だと思っています。この県の何か宣言、対策っていうのは、私を含めた(新型コロナウイルス感染症対策)本部会議で決めれば出せるわけですけれども、この(岡山県Ba.5対策強化)宣言については、それぞれの都道府県が国と相談をして、国から見てもさすがにこれはきつかろう、大変だろうというときに初めて出せるものが、岡山県で出せてしまっている状態でありますので、県の意思を踏まえ(※間違い(と関わらず)を訂正)、状況が厳しくなければ出せないものが出せてしまっている、これが岡山県の現状だと思っています。

記者)
 補正予算の関係で、今回コロナの第7波が燃え広がる中で、地域経済維持と感染対策に集中された補正予算だと思うのですが、県民生活の向上に向けて、知事の補正予算に込めた思いを一言お願いします。

知事)
 まずは、このコロナを抑えるために必要なものに予算をつけたところです。地域経済のことも本当に常に私、心配をしているわけなのですけれども、コロナがどんどん状況が悪くなれば、我々としても、私がお願いする行動制約っていうのじゃなくて、それぞれの皆さんが、さすがにこの状況ではあれはできないなということで、それぞれコロナがなければしていたであろうことを少しずつ取り止めるということは、私、自然なことだと思っていまして、ですから、とにかくコロナを抑えるというのが、今のこの状況からすると、大変良い経済対策にもなるということでありまして、先ほど申し上げましたように、休日に開けてくださる(病院、)診療所に対する支援ですとか、もしくはいまだに割合からすると全新規感染者数の1割に満たない70歳以上の方が、病院の7割を占めている。やはり、このコロナ、オミクロン(株)になっても高齢者に対して、重症化ということでいえば、大変厳しい病気であるのはもう変わりないところでありまして、その高齢者をいかに守るか、高齢者の皆さん、ワクチン接種(について)非常に積極的に取り組んでいただいているわけですけれども、それでもかかる方はかかってしまう、重症化する方は重症化してしまうということですので、特に(高齢者福祉)施設に入られている方にうつさないということで、その施設で働いている人の検査をこれまでよりも頻繁にする。これ、以前にも申し上げたことですけど、それを予算面でもきちんと裏づけるということ、そういったまずコロナ対策をすると。予算に限りがあるので、それで残ったものについて、コロナを広げないようなことに注意をしながら、経済対策、もしくは一部物価高騰対策も含めますけれども、この必要と思われる、もう一番まず手を打たなければいけないと思われるところに手を打ちました。

記者)
 (補正)予算、先ほど狙いも説明(が)ありましたけれども、ちょっと一言で短く、今回のコロナ対策へかけた予算の希望というか狙いを、あらためて教えてください。

知事)
 現在のコロナ対策のボトルネックを解消するために必要な予算をつけたところでございます。

記者)
 何とかこの状況を打開したいというようなあたりの狙いを、もう一言お願いいたします。

知事)
 休日の発熱外来の逼迫を何とかする。また、高齢者のこれ以上の感染を防ぐというところで対策を打ちました。

記者)
 (補正)予算で、公共交通の利用促進で小学生への乗車券配布ですね。こちらは即効性のある対策という面に加えて、長期的に利用を促していくというところもあるのかなと思うのですけれど、あらためてそのあたりを教えてください。

知事)
 おっしゃられるとおり、これについてはもう、今でなければいけないっていうものが続いている中で言えば、少し毛色が違ったものになります。この公共交通の問題、いろいろな形で噴出をしているわけですけれども、よくご案内のとおり、みんなが使えば、採算性も良くなって、利便性も良くなって、新たにどっち使おうかな、マイカーにしようかな、公共交通使おうかなという人も、公共交通便利だねということになる。例えば東京とか、関東辺りでは普通に起きていることになります。みんなが使わなくなってしまうと、いやさすがに2時間に1本のバスなんていうのは、自分の生活とはもうフィットしないと。だからもうしょうがないから、軽自動車でもいいから自分の車買おうかということになると、もういよいよ(公共交通を)使う人がいなくなってと、この悪循環が続いていく。ある程度、もう何か生活パターンが出来上がった人というのは、なかなかそこから変わるというのは難しいかもしれませんけれども、さあこれからいろんなことを学習していこうという場合は、可塑性があるものですから、例えば、1都3県で育つ小学生、中学生というのは、電車って便利なんだなということを体に染み込ませながら育つわけですよね。ぜひ、まずこの公共交通機関があるということを、わかって育ってほしい。その上で、どういう選択をするかというのはそれぞれの選択ですけれども、そういうこともありまして、今回このような企画をさせていただきました。

記者)
 まもなく2学期が始まるのですれども、コロナの関係で、今の状況で知事として、2学期、普通にこのまま始めていいものか、それとも何らかの(児童・)生徒さんに行動制限みたいのをお願いすることになるのか、今どのようにお考えでしょうか。

知事)
 いい質問ありがとうございます。心配されている方がいらっしゃるというのも存じ上げております。これ面白いもので、理由は分かるのですけれども、フェーズが変わることに対して、我々自身も皆さんも心配をされると。例えば1学期の終わり、7月上旬であれば今なんとかなっていると。ところが、夏休みに入ると、皆さん好き放題に動かれるので、これもう大変なことになるんじゃないか、どうしますかということを聞かれます。今度夏休みで、今はあまり密になっていないけれども、今度また9月になってみんなが集まったら、これはもう学級の中でうつしちゃうんじゃないか、どうするんですかということになる。それぞれにそれぞれのリスクがありますので、当然今のフェーズが続いているときは今のような状態で、フェーズが変わると、またリスクのパターンが違うので、どう対応を調整しますかという点では本当にまっとうな質問だと思うのですけども、今、国がどう考えているかは我々ちょっと知りませんけれども、今、我々は学校に集まることを、ものすごいリスクだとは特に捉えていません。むしろ大体これまで、例えばゴールデンウィークでものすごい(感染の波の)山を作ってしまったですとか、直近で言えば、お盆の移動で山を作ってしまっているですとか、普段のルーチンの生活よりも、自由度が高い、普段会わない人と会えてしまう、普段行かないようなところに行けてしまうことが、大抵感染を広げることになるので、元々のルーチンに戻るというのは、むしろ感染を、当然ながらまたここでフェーズの切り替わりが起きますから、そこで新たな感染というのも必ず起きるのだと思うのですけれども、それも1週間、2週間経って落ち着けば、よりリスクの低い状態での日常に戻るということですので、私自身は、今、そこまで警戒はしていない。むしろまた、9月に2学期が始まってからの3連休とかというところを、警戒をしているというのが、今の現状であります。

司会)
 それでは以上をもちまして、知事定例記者会見を終了いたします。

知事)
 ありがとうございました。

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