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依存症に関すること

印刷ページ表示 ページ番号:0890294 2023年12月19日更新備中県民局健康福祉部

依存症について

依存症ってどんなイメージ?

だらしない?一生治らない?やめる気が無い?意思が弱い人がなるの?それは誤解です。依存症は誰でもなり得る問題です。正しい理解を深めましょう。

依存症ってなに?

依存症の種類は大きく3つに分けられます。
依存する対象は様々ですが、特定の物質や行為・過程に対して「やめたくても、やめられない」状態を「依存症」といいます。
いろいろな病気と同じように、誰にでもなる可能性があります。「根性がない」「意思がない」からではありません。
依存症分類:物質依存・行為依存・人間関係依存

依存症って何が問題なの?

人は、不安やストレス・緊張を和らげたり、嫌なことを忘れるために、ある特定の行為をすることがあります。
それを繰り返しているうちに、特定の行動をコントロールする脳の機能が弱くなり、自分の意思ではやめられない状態になってしまいます。
だんだんと、飲酒や薬物使用、ギャンブルなどの行為を第一に考えるようになってしまい、他のことがおろそかになっていきます。
その結果、下記のようなことが起こり、自分や家族の健全な社会生活に悪影響を及ぼす可能性があります。
悪影響の例。睡眠や食事がおろそかになる。嘘をついて家族との関係を悪化させる。仕事や学校を休みがちになる。隠れて借金をしたり、お金を工面するために手段を選ばなくなる。

依存症って治るの?

依存症になると、 飲酒や薬物使用、ギャンブルなど をほどほどにすることができなくなるといわれています。
脳が依存症になる前の状態に戻ることは難しいですが、適切な治療と支援を受け、止め続けることで飲酒や薬物使用、ギャンブルなどに頼らない生き方をしていくことは可能です。
また、止め続けるためには、正直に自分の気持ちを言える場所があることや、孤立しないことも大切です。
依存症は誰でも陥る可能性のある病気であり、決して恥ずかしいものではありません。
本人や家族だけで抱え込まないで、早めに専門の機関に相談しましょう。

アルコール依存症について

薬物依存症について

ギャンブル依存症について

参考