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インターネットの正しい利用について

印刷ページ表示 ページ番号:0769952 2022年3月25日更新デジタル推進課

安心してインターネットを利用するために

 インターネットは双方向型のコミュニケーション手段として世界規模で急速に普及が進み、企業における電子商取引の進展をもたらしているほか、個人の情報発信や情報へのアクセスの機会を飛躍的に拡大させています。
 このようにインターネットは利用者に大きな利便性をもたらすものではありますが、一方でその匿名性を悪用した一部の心ない利用者によるプライバシーの侵害をはじめ、特定個人への誹謗中傷や公序良俗に反する情報の流布、電子掲示板やSNSへのさまざまな差別を助長する内容の書き込み等、憲法に規定する基本的人権を著しく侵す恐れもあり、利用にあたっては正しい知識と理解が必要です。
 また、インターネットでは、フィッシング詐欺やワンクリック詐欺、違法薬物の販売等、様々な手口の詐欺や犯罪行為などが増加しています。インターネットが広く普及したことにより、これまで現実世界でも存在した詐欺や犯罪行為にインターネットが使われるようになってきています。これからもますます犯罪行為にインターネットが使われ、多様な手口が出現してくることは間違いありません。利用者はより一層の注意が必要です。
 インターネットは現在も進化を続けるネットワークであり、適正な運用のためのルールづくりに国、県、関係機関をあげて取り組むことはもちろんですが、利用者一人ひとりがモラルを守り、犯罪行為へ注意を払うなど、皆で安心してインターネットを利用できる環境を創出していくことが大切です。 

 

イラスト:表現の自由?人権侵害?

令和2年度 児童生徒人権啓発ポスター 岡山県知事賞
倉敷市立東陽中学校1年 阿藤 菜月

相談窓口

インターネット上の誹謗中傷に関する相談窓口のご案内

 

 岡山県の取組

 

機関・団体名等

関係団体、具体的な取組内容

知事部局

消費生活センター

インターネット通販のトラブル、オンラインゲームトラブル、架空請求、トラブル防止等の情報提供、注意の呼びかけ

男女共同参画青少年課

「岡山県青少年によるインターネットの適切な利用の推進に関する条例」の策定、フィルタリング等の普及啓発、「ケータイ・スマホの正しい使い方」ホームページの運営

青少年総合相談センター

「総合相談窓口・すこやか育児テレホン」、「教育相談」、「進路相談」、「子どもほっとライン」、「ヤングテレホン・いじめ110番」による相談受付

人権施策推進課

人権に配慮したインターネットの活用

デジタル推進課

情報リテラシーの向上推進、セミナーの開催

教育庁

人権教育・生徒指導課

・「いじめ問題に対する新たな提言」で、インターネットサイト、携帯電話メールなどによるいじめへの対応に言及。学習教材、教師用指導資料、ホームページ、リーフレット等の作成
・人権教育指導資料「人権学習ワークシート集上」を作成。人権学習実践事例集を作成しインターネットによる人権侵害を扱った授業を紹介。

総合教育センター

情報教育に関する動画、教員向け情報モラル指導用教材の提供、教育相談

警察本部

サイバー犯罪対策課

「岡山県情報セキュリティ協議会」、「岡山県インターネットカフェ等協議会」と連携した活動、サイバー犯罪被害防止講話、サイバー犯罪体験型コンテンツの実施

少年課

小・中・高校生等に対する非行防止教室(インターネットモラル教室)の実施

 

その他関連情報

◆岡山県青少年総合相談センター(ハートフルおかやま110)
青少年の総合的な相談機関として、6つの特色ある相談窓口が相互に連携し、皆さんの相談に迅速かつ的確に対応します。
各窓口の相談員だけでは解決できない問題に関しては、臨床心理士や青少年ケアコーディネーターによる無料相談も行っています。

◆社団法人 電気通信事業者協会(有害サイトアクセス制限サービス)
携帯電話で子どもたちに見せたくない有害サイトをブロックするサービスについての説明があります。

◆全国webカウンセリング協議会
ひきこもり・不登校・ニートで悩みを抱えている本人及びその家族に対する心理学的援助を行っています。
不登校・ひきこもり・ニートに関するカウンセリングの研究活動を行い、インターネットを有効活用したカウンセリング手法の開発、カウンセラーの育成を通して、その普及に貢献し、豊かな国づくりの推進を図ることを目的とした協議会です。

◆NPO青少年メディア研究協会(ねちずん村)
ネット犯罪から子供を守ることを目的に設立された協会です。
インターネットの有害性を知り、有害サイトから子供を守るために役立つ各種情報の提供や、インターネットの有害性を少しでも減らす工夫、インターネットをより有益なメディアにするための親や大人の努力を紹介しています。
 
◆e-ネットキャラバン
子どもたち(児童・生徒)及びその保護者・教職員等を対象に、ネット依存、ネットいじめ、ネット誘引(誘い出し、なりすまし)、ネット詐欺、著作権侵害等の対処方法(予防策)について啓発講座を実施しています。

◆インターネットトラブル事例集
インターネットを利用した犯罪が年々増加し、その犯罪の手口やトラブルの原因も多様化している状況をふまえ、総務省では学校の先生や専門家からのヒアリングを通じて実際に身近で起きたトラブル事例を集め、その予防法と対処法をインターネットトラブル事例集としてとりまとめています。