長期欠席・不登校対策のスタンダードを作成しました。
岡山型 長期欠席・不登校対策スタンダード
長期欠席・不登校については、本県の大きな課題となっています。本人の「不安」や「無気力」、友人との関係、家庭に係る状況など、その要因は複雑になっており、対象の児童生徒への適切な対応が求められています。こうした状況を踏まえ、岡山県教育委員会では本年度、不登校・長期欠席対象者支援等検討委員会を4回にわたり開催し、様々な分野の委員の方々から意見をいただきながら、学校での対応などを総合的・具体的に示したスタンダードの策定に向け、検討を進めてきました。 この度、長期欠席・不登校の状態評価、支援対象者リスト、長期欠席・不登校児童生徒に関するアセスメントシート等を盛り込んだ「岡山県型長期欠席・不登校対策スタンダード」が完成しました。
長期欠席・不登校の児童生徒への支援は、一人一人の状況に応じて行うことが基本ですが、子どもの状態を細かに把握し、経過の推移をしっかりと追うなど、支援の継続性を確保することも重要です。スタンダードは、そうした取組のベースとなる内容をコンパクトにまとめました。各学校での活用が進むことを期待します。
○スタンダードの内容
□長期欠席・不登校の状態評価
□不登校対策担当者、SC、SSWの役割
□長期欠席・不登校対策検討委員会(ケース会議)の進め方
□早期発見・早期対応のプロセス
□保護者との面談
□別室の有効活用
□復帰支援・自立支援
□専門家や関係機関との連携
□校種間連携
□支援対象者リスト、長期欠席・不登校児童生徒に関するアセスメントシート
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