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令和5年4月1日
児童生徒のみなさんへ
新学期からのマスクについて
新型コロナウイルス感染対策のため、これまで学校では、人と距離がとれないときはマスクを着用しましょうと言ってきました。
しかし、私たちの岡山県でも感染者の数が減少してきたことなどにより、新学期(令和5年4月)からは、国のマニュアルが示すとおり、学校生活でマスクを着けることを求めないこととしました。
これは、みなさんに、自分自身でマスクを着ける着けないの判断をしてもらいたいということです。判断に迷う時は、ご家族と話をして考えてみてください。
ここで大切なことは、みなさんが、友達や他の人に「マスクを着けて欲しい」「マスクを着けるのをやめよう」といった自分の考えを押しつけることや、マスクを着ける、あるいはマスクを着けないことで人を傷つけることを絶対にしてはいけないということです。
世の中には、重症化する可能性がある病気の人や、新型コロナウイルスに感染することを不安に思っている人など、マスクを着けたい人がいます。また一方で、マスクを着けることで息苦しさを感じる人や、マスクが顔に触れることが気になる人など、マスクを着けることができない人もいます。
このことを心に留めて、みんなが笑顔で楽しく学校生活を送ることができるよう心がけてほしいと思います。
これからは、マスクを外して生活することができますが、これは、何も新型コロナウイルス感染症の対策をしなくてよいということではありません。これからも基本的な感染対策を続けながら、充実した学校生活を送ってほしいと願っています。
岡山県教育委員会
教育長 鍵本 芳明