岡山県伝統的工芸品
伝統的工芸品とは
次の基準を全て満たしているとして、国(経済産業大臣)または県(岡山県知事)の指定を受けた工芸品のことです。
現在は、国指定の「伝統的工芸品」が2品目、県指定の「郷土伝統的工芸品」が11品目あります。
現在は、国指定の「伝統的工芸品」が2品目、県指定の「郷土伝統的工芸品」が11品目あります。
国指定の伝統的工芸品(2品目)
国の指定要件は次のとおりです。
1.主として日常生活の用に供されるものであること。 |
2.その製造過程の主要部分が手工業的であること。 |
3.伝統的な技術又は技法により製造されるものであること。 |
4.伝統的に使用されてきた原材料が主たる原材料として用いられ、製造されるものであること。 |
5.一定の地域において少なくない数の者がその製造を行い、又はその製造に従事しているものであること。 |
※「伝統的」とは、原則として100年以上の歴史を有し、今日まで継続していることを意味します。
県指定の郷土伝統的工芸品(11品目)
県の指定要件は次のとおりです。(国の指定要件の2~4に相当)
1.その製造過程の主要部分が手工業的であること。 |
2.伝統的な技術又は技法により製造されるものであること。 |
3.伝統的に使用されてきた原材料が主たる原材料として用いられ、製造されるものであること。 |
※「伝統的」とは、原則として100年以上の歴史を有し、今日まで継続していることを意味します。
伝統的工芸品産業の振興に向けた取組
県内外の多くの方々に伝統的工芸品の魅力を知っていただくため、さまざまな場所で展示・PRを行っています。
晴れの国おかやま館(伝統的工芸品の展示・販売)
一般社団法人岡山県産業貿易振興協会が運営する「晴れの国おかやま館」(岡山市北区表町)において、伝統的工芸品の展示・販売を行っています。
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JR岡山駅「伝統的工芸品展示コーナー」
JR岡山駅2階の新幹線柵内コンコースにショーケースを設置し、伝統的工芸品や、その製作に使われる工具・原材料、写真パネルなどを展示しています。
展示内容はおよそ2カ月ごとに変わりますので、新幹線をご利用の際はぜひお立ち寄りください。
展示内容はおよそ2カ月ごとに変わりますので、新幹線をご利用の際はぜひお立ち寄りください。
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展示月 | 展示する工芸品 |
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5月・ 6月 | 倉敷はりこ,虫明焼 |
7月・ 8月 | 手織作州絣・撫川うちわ |
9月・10月 | 勝山竹細工・備前焼 |
11月・12月 | 津山箔合紙・がま細工 |
1月・ 2月 | 郷原漆器・津山ねり天神 |
3月・ 4月 | 高田硯・烏城紬 |
岡山駅前地下道コルトン(電飾看板)
JR岡山駅地下街から桃太郎大通りへ抜ける地下道の壁面に、伝統的工芸品を紹介するカラーコルトン(電飾看板)を設置しています。
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