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労働安全・衛生
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1 第14次労働災害防止計画(厚生労働省)
2 全国労働衛生週間(10月)
3 全国安全週間(7月)
4 労働災害防止
・SAFEコンソーシアム
・研修会(岡山産業保健総合支援センター主催)
5 職場における熱中症予防(5~9月)
6 労働安全衛生法
7 過労死等防止対策(別ページへ移動します)
8 メンタルヘルス対策(別ページへ移動します)
●安全衛生関係 岡山労働局ホームページ(外部リンク)
第14次労働災害防止計画
↑クリックすると概要の内容がご覧いただけます。(厚生労働省ホームページ内PDFファイル)
労働災害防止計画とは
労働安全衛生法(第6条)に基づき、労働災害の防止に関し基本となる目標、重点課題等を厚生労働大臣が定める5か年計画。
期 間
令和5年4月1日~令和10年3月31日まで
計画の方向性
● 事業者の安全衛生対策の促進と社会的に評価される環境の整備を図っていく。そのために、厳しい経営環境等さまざまな事情があった
としても、安全衛生対策に取り組むことが事業者の経営や人材確保・育成の観点からもプラスであると周知する。
● 転倒等の個別の安全衛生の課題に取り組んでいく。
● 誠実に安全衛生に取り組まず、労働災害の発生を繰り返す事業者に対しては厳正に対処する。
8つの重点対策
1 自発的に安全衛生対策に取り組むための意識啓発
社会的に評価される環境整備、災害情報の分析強化、DXの推進
2 労働者(中高年齢の女性を中心に)の作業行動に起因する労働災害防止対策の推進
3 高年齢労働者の労働災害防止対策の推進
4 多様な働き方への対応や外国人労働者等の労働災害防止対策の推進
5 個人事業者等に対する安全衛生対策の推進
6 業種別の労働災害防止対策の推進
陸上貨物運送事業、建設業、製造業、林業
7 労働者の健康確保対策の推進
メンタルヘルス、過重労働、産業保健活動
8 化学物質等による健康障害防止対策の推進
化学物質、石綿、粉じん、熱中症、騒音、電離放射線
労働災害防止計画について【厚生労働省(外部リンク)】
全国労働衛生週間
厚生労働省では、労働者の健康管理や職場環境の改善など、国民の労働衛生意識を高め、職場での自主的な労働衛生管理活動の促進を図るため、昭和25年から「全国労働衛生週間」を定めています。
期 間
全国労働衛生週間 令和6年10月1日から7日まで(準備期間 9月1日から30日まで)
令和6年度「全国労働衛生週間」スローガン
推してます みんな笑顔の 健康職場
令和6年度全国労働衛生週間の実施について【岡山労働局(外部リンク)】
全国安全週間
厚生労働省では、「産業界での自主的な労働災害防止活動を推進し、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図ること」を目的として、「全国安全週間」を定めています。
期 間
全国安全週間 令和6年7月1日から7日まで(準備期間 6月1日から30日まで)
令和6年度「全国安全週間」スローガン
危険に気付くあなたの目 そして摘み取る危険の芽 みんなで築く職場の安全
労働災害防止
建設工事における墜落、転倒災害を防止しましょう
令和6年6月末時点での、岡山県内の建設業における休業4日以上の労働災害被災者数(新型コロナによるもの除く)は107人で、昨年同時期(93人)と比べて14人、15%の増加になっています。
事故の型でみると「墜落、転落」災害の割合が高く、被災者の年代割合でみると、50歳代以上の割合が56%と半数を超えています。
対策としては、
1 適切な足場や手すり等を設置し、まずは「落ちない」対策
2 防網の設置やフルハーネスなど「下まで落ちない」措置
3 万が一の時の「ヘルメット」
を徹底しましょう。
詳しくは、岡山労働局リーフレット「建設工事に従事されているみなさん 落ちる!災害が増加!!」 [PDFファイル/103KB]をご覧ください。
労働者の転倒災害(業務中の転倒による重傷)を防止しましょう
転倒による骨折等の労働災害が増加し続けています。
令和5年の被災者の年代割合でみると、50歳代以上が7割を超えており、平均休業日数は48.5日となっています。
転倒災害の原因には「つまずき」等と「滑り」があります。
「つまずき」の対策としては、
1 転倒や怪我をしにくい身体づくり
2 バックヤード等も含めた整理、整頓(カートなどの物を置く場所の指定)の徹底
3 駐車場の車止めなどの障害物の「見える化」
4 電気コード等の引き回しのルールの設定及び労働者へ遵守の徹底
「滑り」の対策としては、
1 通路の除雪、融雪、融雪マットの設置
2 水、洗剤、油等の清掃及び乾燥
3 滑りにくい履き物の使用、防滑グレーチング等の導入
などがあります。
詳しくは、岡山労働局リーフレット「労働者の転倒災害(業務中の転倒による重傷)を防止しましょう [PDFファイル/734KB]」をご覧ください。
高年齢労働者の転倒災害防止のため、中小企業事業者は厚生労働省「エイジフレンドリー補助金(外部リンク)」を利用できる場合があります。
SAFEコンソーシアム
厚生労働省では、「従業員の幸せのためのSAFEコンソーシアム」として、全てのステークホルダーが一丸となり、働く人と、全ての人の幸せのために、安全で健康に働くことのできる職場環境の実現のため取り組んでいます。
労働災害防止に向けた機運の醸成や、企業・労働者のみならず、顧客やサービス利用者等のステークホルダーの行動変容のためにご協力いただけるすべての企業・団体等の皆様に、コンソーシアムへの参画を呼びかけています。
SAFEコンソーシアムポータルサイト(外部リンク)
SAFEコンソーシアムの加盟への申請(外部リンク)
労働安全・衛生に関する研修会
岡山産業保健総合支援センターでは、メンタルヘルス、健康管理、職場の環境改善などに関する研修会を実施しています。
受講料は、無料です。産業保健に携わる方でしたら、どなたでもご参加いただけます。
詳しくは、岡山産業保健総合支援センターのホームページをご確認いただき、参加を希望する研修会へお申し込みください。
【研修会開催(令和6年度)抜粋】
❁ 「産業保健と法」安全配慮義務・健康配慮義務
❁ 高年労働者の労働災害防止対策:特に視環境・音環境の管理
❁ 業務前、業務中、業務後に実践できる体操の紹介
❁ 安全・衛生管理体制と職場巡視の着眼点
※このほかにも様々な研修会が予定されております。
職場における熱中症予防
STOP!熱中症 クールワークキャンペーン
厚生労働省は、職場における熱中症※1予防対策を徹底するため、労働災害防止団体などと連携し、「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施しています。
※1 熱中症とは
高温多湿な環境下において、体内の水分と塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして、
発症する障害の総称。めまい・失神、筋肉痛・筋肉の硬直、大量の発汗、頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐(おうと)・倦怠(け
んたい)感・虚脱感、意識障害・痙攣(けいれん)・手足の運動障害、高体温などの症状が現れ、最悪、死に至る場合がある。
クールワークキャンペーン リーフレット [PDFファイル/237KB]
期間
令和6年5月1日から9月30日まで
(重点取組期間 令和6年7月、 準備期間 令和6年4月)